神徳温泉

aqua.gif (191 バイト) 場所 京阪線 千林駅 徒歩10分

うろうろネットのけろけろさんに連れられて、千林の神徳温泉に行ったっす。京阪線の千林から徒歩で10分ほど、千林大宮からだと3分っつーところかな。千林のアーケードはかなり長いっす。けろけろさんによると、このエリアはダイエーの発祥地でもある、大阪のはずれの下町。面的に商店街が繋がっているらしいっす。そんな街にはナイスな銭湯あり。

と、とうとつに大きな建物、「神徳」の屋号がでーんと書かれた銭湯。スーパー銭湯クラスの建物っすね。なぜか2Fに立派な植木のようなものが見えるっす。下足入れ…これがなんと、300番台まであるっす。200番台でさえ大型銭湯と言えるのに、300番台まであるとは珍しい。下足板の鍵はおしどり。


(巨大屋号、下に松)

(300番台までの巨大銭湯)

さてフロントへ。自動販売機で入浴券を買う。サウナ300円でタオル付きだが、さすがに今日は超暑い日なので、サウナはやめとくことにするっす。フロント回りにはいろいろな風呂グッズが販売中だが、フロント上部を見てみると神棚とその左右に白黒の招き猫。というわけで脱衣場へ。

ロッカーはおしどり。縦長ロッカーも。で、この銭湯、なんとトイレが並んで二つついている。これまた銭湯としては珍しいっす。あとはドリンクの自販機にKUBOTAのデジタル体重計。

浴室へ。これまた広い銭湯、奥の方がL字型に曲がっている。基本的に片側にカランがならび、男女境サイドに浴槽群。桶は神徳温泉オリジナルの睦和の黄色桶、なんとこれは東京サイズ。珍しいかも。カラン、シャワーともども湯温、湯量申し分なし。さらに、出入り口近くにブースタイプのカランが4つあり、こちらは温度調節付きの立派なカラン。水シャワーをあびたければここを使うといいっす。

さて、どう入りましょかね。とりあえず一番手前の半円系の主浴槽、何もない槽、バイブラ槽、寝ジェットと3つに分かれる。温度は42〜3度くらいっす。ここでウォーミングアップ。この銭湯、大阪にしては珍しくチップタイルのタイル絵があるっす。真中辺りに、強度上の補強?でアーチ型の壁があり、山と…城門?のタイル絵。最奥部にも山のタイル絵。

次は露天部分。オープンな造りの岩風呂、むろん石灯篭とかの小庭も。さらにびっくりしたことに水槽が張りついており、魚が泳いでるっす。岩風呂は2槽あり、片方が白湯、片方が浅めの塩風呂になっている。外に石の長いすが2機。白湯側は39度、塩風呂側は41度くらい。外の長いすでちょっと休憩、なかなかいい感じっす。さらに露天部に打たせ湯あり、囲いがしっかりしているので、湯ハネを気にせず湯に打たれることが出来るっす。ボタンを押すと、結構な圧力で上部から湯が落ちてくる。下は椅子になっており、首筋あたりに湯をうたせると気色がよろしいっす。

んで、さらに内側に「エステバス」があるっす。これはスーパージェットの変形のようなもので、穴が集中していくつか。これが2機設置。その正面は乾式サウナ室で、かなり広く10人以上は入れそう。むろんTVがあるっす。その隣に冷水風呂。この銭湯、「水風呂」と「冷水風呂」があって、「冷水風呂」は冷却してあるほうで温度は18度を切るくらいのつめたさ。出入り口近くには水風呂がありこっちは冷却してないので20度上。思いっきりハードに身体を冷ましたいときは冷却風呂、ゆっくり冷ましたいときは水風呂と使い分けができるっす。冷水風呂はサイズも大きく、3人以上入れそう。

そのまた近くに、これまた謎の「冷風室」…ん〜、形状はスチームサウナのようだが…要するにエアコンが効いている密閉した一角。身体を冷まして休憩するには丁度いいっす。んで次は漢方薬湯。これまたりっぱな漢方の茶色の薬湯。

さらに続いてデンキ風呂。こっちは二人並んで余裕で入れるサイズ。デンキを腰に当てたり、背中に当てたり、腹に当てたり。最近、デンキを腹に当てるのに凝っているっす。なんか胃腸の具合が良くなる「気」がするっす。っつーてもデンキ風呂のデンキ、内臓の筋肉には効かないけどね。効いたら心臓が怖いよなあ。

さらにその隣にリラックスコーナーと銘うって、ジェットものが集中してるエリアがあるっす。んで、無料のスチームサウナもあり。主浴槽の向かいには、サウナ室と別にしっかりTV。すなわち、浴槽に入りながらもTVを見ることができるっす。日曜日なので競馬中継を放送中。

最後に出口のボディシャワーで水を浴びて上がり。それにしてもすんごい設備群だなあ。さらに上がったところにしっかり「乾燥室」があり、ボタンを押すと乾燥用の風が出てくるっす。

上がりはロビーで…これまた飲食施設がばっちり。ビールジョッキ300円と枝豆100円。その他うどんとかも揃ってるっす。ジョッキは冷凍庫から取りだしたキリっと冷えたもの。ソフトドリンクは自動販売機が多数あるっす。うむ〜、充実 した銭湯。なお、朝から営業中…これもすばらしいよねえ。

帰りは千林商店街にある、これまた濃そうな店でけろけろさんをはじめ、大阪の銭湯メンツと一緒に一杯っつーか何杯か。この店、真昼間から営業してるみたいっす。串カツとかはもの皮とか。明太子旨かったなあ…っつーわけでめいっぱい大阪ライフをたんのうしてきたっす。


(千林商店街)

(2001年7月)