高須温泉


(隣にコインランドリー)

aqua.gif (191 バイト) 場所 阪急 三国駅下車 徒歩10分

う〜、前夜は大阪最終日っつーことでボロボロに呑みまくったなあ…しかしこっちにも随分トモダチも出来た。お陰で、「顔出しノルマ」になっている店が増えたからなあ…結局昼間は再びグランドサウナ心斎橋で休息するハメに。ま、1000円で雑誌新聞読めて寝てられるから、喫茶店行くよりはいいよな。

さて、新幹線で東京に立つ前に一湯。新大阪周辺は行ってみたい銭湯がいくつかあるが…とりあえず遠いところからの原則で、十八条の高須温泉へ。行きは新大阪からテクテク歩いたけど、本当は阪急の三国駅が最寄、10分ほど。御堂筋線の東三国からだと12分くらいだろうなあ。

このエリア、淀川の南の完全に住宅地。途中、おっちゃんに「まっすぐ行くと阪急の駅に出ますかねえ」なんて道を聞かれてしまった…「多分、三国の駅に出るんちゃいまっか」と答えているあっしもあっしだが…関西人化が激しいなあ。ところでこの上空は伊丹の空港への着陸ルート、すぐ真上を5分おきくらいに飛行機が通過。


(すぐ上空を飛行機が通過)

さて高須温泉、通り沿いに屋号入りの煙突発見。ごく一般的な構造、隣はコインランドリー。しかし玄関が広いな…下足板の鍵はおしどり。中に入ると完全フロント形式、フロント前のロビーがかなり広いっす。

脱衣場天井は大阪的な高さ、男女の間に立派に神棚、稲荷のチョウチンが下がっているっす。ロッカーの鍵はおしどり。サントリーの自販機、新旧マッサージ機が各一台。テーブルが面白い、ハメ込み式の灰皿が入っているっす。トイレを借りるが、これがまた綺麗だ…開店して間もないせいもあるが、こんな綺麗な銭湯のトイレははじめてだな。汚れ一つないっす。

さて浴室へ。天井形状は大阪伝統タイプの、四角錘に真ん中に湯気抜きっつータイプ。桶はビオレの小型オレンジ桶、緑椅子。が、普通の緑椅子に混じって、大型の緑椅子もある…床は石が並んでおり、間の溝の部分がタイルになっているっす。

カランは宝マークの丸型赤青、湯が結構熱いな…熱い分にはまったくかまわないけどね。奥のカランは床が一段高く、べたっと座って洗う人用になっているっす。出入口近くにシャワーブースがあるけど、これがボディシャワーと打たせ湯の兼用になっているもの、ハンドルを右に回すとボディシャワー、左に回すと打たせなんだが…噴出力がすげー、どれだけ圧力かけてんだ?あと「石鹸を使うと機械が壊れますので使わないでください」なんで壊れんの?まさか湯を再利用している訳じゃないよな…いずれにしても、石鹸使われるとしばらく独占状態になるから、いいことじゃないっすけどね。

さて、この銭湯の名物、それは男女の境の壁一面にあるチップタイル絵。男湯側は抽象の入った、結構原色の使われている…人物が何人か?結構明るくユーモラスな感じの絵。女湯側はどんな絵なんだろうなあ…

まずは一番奥にある寝湯コーナーへ。2穴x2、1穴x1の構成のジェット、足元は泡。少々バスクリン系の薬湯になってて、温度は41度くらいっす。主浴槽系は三槽で、上から順番に湯が流れるしくみ。いずrも温度は42度強くらいっす。一番上はデンキ風呂、大阪にしては弱い方かな…電極間は広いっす。さらにその下は浅風呂、槽としては一人強のサイズだな。この槽の床に鯉のタイル絵、赤いのと黒いのと計8匹。そういや、最近鯉ヘルペスつーのが流行ってるんだよな…その下流が深風呂、将棋の駒のような形になっているっす。

さらに無料のスチーム、これは5人くらいのサイズっすね。さらに水風呂、これは冷却はしてないようで二十度半ば、夏のプール的温度だなあ。ライオン口から水が出てるっす。

上がりはフロント前のロビー、ドリンクを物色…あったあった、一番下の段にローカルドリンク群、板倉にパレード…ヒシヤクールのビンに入ったみかん水を採用、80円也。その他、各種ドリンク、珍しいのは生ビールの自動販売機があるっす。っつーことで壁画がある、大阪の一般型の銭湯っす。帰りは途中で三国中央温泉っつーのを発見。


(三国中央温泉)

(2003年11月)