場所 瓦町駅 徒歩10分
さて、今日は市東部をチェックしてみよう。高松って意外と銭湯王国っすね。歩いていける距離にずいぶんと銭湯が存在するっす。まずは瓦町駅近くのにしき温泉。線路沿いにあるっす。この銭湯はサウナとかあって、何と2時まで 営業中。高松の銭湯って、煙突の形がちょっと変わってるところ多いっすね。 根っこの方は太いが、先っぽに注射針のように細くついているっす。
（にしき温泉）
さらに片原町のアーケードへ。なんと商店街のアーケード内に入浴施設、でっかい看板が出てる…ここはいわゆる一般公衆浴場ではないようっす。でも安そう。「ミネラル温泉」とある。なんと3時まで営業中とのこと。
 （アーケード内の大きな看板） |
 （マツモト温泉はミネラル温泉） |
さて東に行って…これがまた凄いんすけど、高松って市街地の中に刑務所があるっす。近くまで行ってみると、確かに高い高い塀と、角のところに監視廠。うむ〜。塀際に歩いてみようかと思ったが、むこうから看守と思われる2人連れが自転車でやってくる。見つかって塀の中に入れられたら大変だ！と思い思わず逃げる。しかし、刑務所のそばのアパートは「空室」が目だったが、まあそうだろうなあ…
（高松刑務所）
で、この刑務所のそばに銭湯東湯。これまた…刑務所のそばの銭湯っつーのもレアな存在だ！と食指をひかれるが、正面回ると意外に近代的な銭湯、これは次回高松に来るときまでちゃんと存在しているだろう、とパス。刑務所の方が無くなってるかもなあ。こんな市街にある必然性ないもんなあ。
（東湯は近代銭湯）
さらに南進、国道11号を渡って…あったあった、行灯看板で「朝日温泉」、ここが雰囲気良かったので、ここで入浴することに。玄関はレンガ壁っぽい外装になっているっす。庶民的な銭湯。
暖簾をくぐると、脇に坪庭、っつーか1坪どころか半畳くらしかないけど。下足板の鍵はおしどり、中に入ると番台。300円払う。小さな銭湯っす。でも、造りがなんとなく家庭的っつーか、親戚の家みたいな雰囲気。脱衣ロッカーの鍵はなんと大日の出鍵。けっこうあちこちにあるもんだな。あと、脱衣場内に2Fに上がる階段がついているっす。体重計はアナログの、背の低いものっす。男女の仕切りにTV。長いすがこれまた木の椅子に座布団つけたようなもの。テーブル。マンガも少し積まれてて、あとは新聞。
さて浴室へ。小ぶりな銭湯だが、浴槽は多いっす。桶はケロリン。カランは逆三角形の赤青プラスチック。カランの湯はかなり熱いっす。シャワーは適温。湯量はOK。天井形状が変わってて、「へ」の字型なんだが、前後になっているっす。でもって湯気抜きがセンターにあるんだが、なぜかそこだけ朱色。
さあ浴槽へ。結構全部で4槽だがみんな小さいっす。まず薬湯へ。乳白色の薬湯で、一人サイズ。思った通りぬるめで40度強くらい。さらに隣のバイブラへ、こっちも一人サイズの浅風呂、ところがこれが結構ハマったなあ。気色良いことこの上なし。なお、白湯槽はみんなつながってて43度くらいっす。
さらに深風呂。こっちはジェットが一つ出てるっす。あとは浅風呂。なんか気色良いので、立ちシャワーで冷水を浴びてまだまだ入るっす。なお、脱衣場にサウナがあって、今回はパスしたけど料金が書いてなかったから無料なのかな？その関係で、水のみの立ちシャワーが一機あるっす。
上がりは脱衣場でビン入りラムネ。うむ〜、なんか家庭的な銭湯っすね。ここを選んで良かったかも。それにしても客が少ないなあ、あっしの他に一人二人。
さて、出てからも銭湯調査は続く。次は観光通り2丁目の塩上温泉へ…線路沿いに巨大煙突発見！あったあった、と表に回るがどうも該当する銭湯がないっす。おっかしーなー。街角に良く張ってある「商店地図」を見てみると、確かにビジネスホテルの1Fに銭湯があるっす。2周ほどして気が付く…あれ？駐車場になっているが、この奥って扉が二つ並んでいるなあ…これって元銭湯玄関？上を見ると、どうやらかつて看板用だったと思われる配線が途中で不自然に切れている。そうか〜…やめちゃったんだなあ、で、ホテル経営だけにしたんだ…
 （巨大煙突は立ってるんだが…） |
 （車の奥に戸が二つ どうも「元 銭湯の入り口」らしい） |
さらにコース最終の藤塚の富士の湯へ。ここはでっかく正面に「サウナ」とあるビル銭湯、ここも当面は大丈夫そうだな。さて、一通り回ったんで帰還するか…と思ったら、さらに煙突発見。あれはどう見ても銭湯の煙突だなあ、と正面に回ると、すでにシャッターは降ろしているが「田町湯」とあるっす。浴室の電気はついていたから、すでに終了してしまったのかな？っつーことは22時までの営業か。
 （富士の湯も近代銭湯） |
 （閉店後の模様だが 確かにこれは銭湯の玄関 田町湯） |
っつーわけで、高松は結構銭湯銀座！歓楽街にも近いっす。で、その後は当然というか今日もまたやっぱり深夜まで呑みっす。高松はそんなに期待してなかったけど、なんか十分満喫してるじゃん。
（2001年11月）
