場所 JR高松駅 徒歩10分
電車の窓から見てて気が付いたんだが、香川の山って「もっこり」した小さな山が多いっすね。なんでだろか？溶岩が粘りがあったのかなあ。島もそんな形の島が多いっす。
今日で高松の仕事も終了。高松港を望むビルで海を見ると、フェリーその他、沢山の船が島々の間を行き来してるっす。あの向こうが岡山か。高松の目の前の女木島は桃太郎の「鬼が島」のモデルらしいっす。これだけ島があるから海賊も多かったんだろうなあ。高松駅は以前来たときは工事中だったんだけど、今やすっかりリニューアル。
（高松港と瀬戸内海）
兵庫町の商店街でまたまたうどんを賞味。なんとこの店、目の前でうどんを打って、切って、その切りたてのうどんをそのまま鍋の中に放り込んでいるっす。こういうといかにも「見世物」っぽいんだが、そんな大げさなものでなくて、あくまでも普通の光景。ここは汁に醤油があまり入ってない、あっし好みの味。
 （目の前で打って） |
 （切ったのをそのまま 鍋に放り込む） |
さてまだ明るいが銭湯でもいくべか。目標は城東1丁目の吉野湯、城東2丁目はソープ街だからお間違いのないよう…なにしろ、タウンページの「銭湯」のところにソープも入っているもんね。宇高連絡線華やかなりしころ、この当りも栄えたんだろうなあ。今や高松は別に通過する必要ないけど、その頃は必ず寄らないといけなかっただろうし。
特にヘンテツの無い町並みの中に真っ白な巨大煙突発見。「ゆ」と書いてあるっす。正面回るとこれまた庶民的ムード漂う銭湯。暖簾をくぐると下足板の鍵はおしどり、玄関の中に洗濯機と乾燥機があるっす。入り口に七福神の札が張ってあるっす。
（七福神の札）
中にはいると番台。銭湯料金300円を払う。ところで、高松の銭湯は番台の後ろに「貸しタオル入れ」があるところが結構あるっす。料金は20円。脱衣場天井はさほどは高くないっす。男女の境にエビス様像。ロッカーの鍵はおしどり、旧式のマッサージ機が2機並んでいるっす。さらに長いす、テーブルをはさんで応接セット的に椅子。アナログ体重計。常連桶。
（柱時計の向かって左がタオル入れ）
さて浴室、センター型の浴室で周辺にカランがあるっす。さらに隅の薬湯槽、 奥にサウナと水風呂。天井は「へ」の時になっているが、これが「横方向」に山になっているっす。桶はケロリン。カランは…ツルカメかな？丸い赤青のプラスチック。カラン、シャワーの湯温は適、もっともカランはかなり熱めだがあっしはこっちの方が好きなのよ。湯量もばっちり。
さ、風呂入ろうか。まず薬湯へ。この薬湯が…うわっ！どピンク色の薬湯。いちごシェーク色だあ。白濁系ピンクっす。しかも湯が7分くらいしか入っていない。温度は40度強くらいかな、ウォーミングアップには丁度いいっす。入ってしまえば満足満足。それにしても凄い色…
奥のサウナは乾式で70円、今回は遠慮したが、どうやら後から取りつけたもののようっす。さらに水風呂！これがまた浴室内にトートツに家庭用ポリ風呂が取りつけてあるっす。その上にまた家庭にありがちな蛇口。そういやあっしは、しばらくポリ風呂なんて入ったことないなあ…全国推定1億人のポリ風呂人間のしょくん！君らの人生は一生そのポリ風呂でいいのか！？ちなみに「ポリネシアン風呂」ではないぞ…
で、主浴槽へ。センターの四角形、タイルがまた細かくてカーブが入っているっす。このカーブって、人間工学っつーか安全上大事だよねえ。転んでも角がないもんねえ。蛇口のところもタイル、昔の銭湯ってこうなってるっすよね。で、この蛇口にはしっかり「ツルカメ」の文字。ツルカメっつーのは知る人ぞ知る全国ネットワークだなあ。
浅風呂に剥き出しの1穴ジェットが一つ、これに入ろうとするが、これ浅すぎるよ、っつーか寝湯？深風呂へ。こっちも同様剥き出しの一穴ジェットが2機。温度はちょっと高めで44度くらい。この熱めの風呂っつーのがまたいい。肩まで入ると思わず気色良さに「お”お”〜」って声が出る。ジンガイ出演のエロビデオって、男優も声出してるけど、あの声っす。(-_-;
上がりは脱衣場でパックの森永マミー、その他ビン牛乳も置いてあるっす。そんなに立派な銭湯じゃないけど、この銭湯営業時間が13時から25時までと長めっす。駅から近いし、ちょいと立寄り湯にいいんでないかい？
（2001年11月）
