岩国温泉


(古めのビル銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR岩国駅 徒歩5分

背景画を尋ねてのシリーズ!DEEP ACIDが見附島に行くっつーことなら、あっしは六龍鉱泉の壁画、錦帯橋に行ってみようでわないか!っつーことで岩国へ。実はちょっと広島から移動したかったからなんだが…


(岩国駅からの光景、街の向こうに煙を吐く煙突群)

広島から電車で4,50分ほど。途中宮島を通過、この周辺、歴史もあるからイカにも銭湯ありそうなんだけど、無いんだよなあ。岩国到着、駅から海側を見ると、夜にかかわらず巨大な工場の煙突からモクモクと巨大白煙が上がっているす。ちょっと異様なフンイキ。さっそく街を偵察するが…なんかヘンな街だなあ。なんっつーか…昭和40年代ぽい、小さな飲み屋がやたら多いっす。微妙ないかがわしさ。外人クラブが多い。店の前で中国人が大声で叫んでる「そんなんだったら、店の娘27人、全員引き上げさせるよ!」その他、ロシア人パブ?各国のクラブ。


(昭和時代的スナック街)

広島で聞いて来たのだが、この街も米軍の街、マリーンまでいるらしいっす。確かに駅前には外人がちらほら。それにしても、微妙にいかがわしいなあ…「辛さに自信の無い者、お断り」なんつー挑発的な暖簾の店があるので入ってみる…イカにも挑発的なオヤジがやってるかと思ったら、ごくごく庶民的な…美人のママがやってる居酒屋。まだ若い…しかし美人だ。それだけで儲かった気分っす。で、どうやら辛いっつーのは冷麺の模様。でも、これって広島にある辛口冷麺の流れだな。


(挑発的な暖簾)

岩国の繁華街は、麻里布っつーところにあるんだが、これって何て読むの?どうやら「まりふ」と読むらしいっす。この麻里布町内に銭湯が2軒。まず、営業時間がやや短い方の岩国温泉に行ってみる。少し繁華街を離れたところにあるっす。


(岩国は商店街のアーケードも錦帯橋)

(広島風お好み焼き「徳川」だと…)

広島風に、丸い行灯の看板で「ゆ」とついているので、遠くからも銭湯とすぐに分かるっす。前まで行くとビル銭湯。牛乳石鹸の2002年夏型暖簾が揺れるっす。ドアから脱衣場直の玄関なんで、脱衣場入り口についたてが置いてあるっす。土間に続いた番台形式、すでにここは山口県、山口県銭湯料金は340円。サウナ代は70円っつーことなんで、一緒に払うっす。サウナ代を払ったからっつーて何もないっつーことは、基本的に紳士協定もしくは店主の直接チェックの模様。

下足板の鍵はおしどり。脱衣ロッカーの鍵は大日の出の鉄板鍵、男女の境にはTV。ビル銭湯なんで、基本的に天井は低いっす。家庭用のヘルスメーター。

桶はケロリンの黄色の関西系小型桶。緑椅子。カランは全部で7つしかない小型銭湯っす。カランは宝マークの入った丸型赤青、このカランの湯がなかなか熱いっす。シャワーはハンドシャワーで、適量適温。天井は前後方向にゆるやかに「へ」の字になった屋根。客は基本的に爺さんにオヤジだなあ。

浴槽へ。まずは主浴槽、温度は割とぬるめで42度弱っつー温度。バイブラと2穴のジェットが3機、このジェットが噴出強いので結構気色が良いっす。ちょっと変則の浴槽形状で、真ん中が突き出ているっす。さらにスチームサウナ。4人くらいのサイズ、温度はやや熱めで50度くらいあるかなあ。さほど大きな銭湯じゃないけど、水風呂もしっかりあり。こちらは冷却はしていないようなんで、20度上っす。

脱衣場にはキリンの自販機があって、ソフトドリンクのほかに淡麗だの発泡酒も置いてあるっす。番台の親父もなかなかいい感じ。っつー訳でそこそこ快適な銭湯っす。

上がってからは岩国のロックバー、666へ向かう。ステージもあって、ライブも出きるようになってるんだけど、なんとまあDJがバリバリなロケンロールかけてて、フロアでロケンロール踊ってるギャル達が。お、今日は良く回ってますなあ。しかし、各地で銭湯行って、さらにロックバー巡るのが楽しみっつーのは、世界中探してもまずあっしだけだろうなあ、間違いなく。


(ロケンロールバー 666)

(2002年9月)