そもそも銭湯とは?

最初の頃は、そんなことを考えもせず「銭湯」「スーパー銭湯、サウナ」「温泉施設」くらいにしか考えていなかったが、沢山回るにつれ、その分類はかなり曖昧と分かってきた…

まず、公的な銭湯の分類には以下があるっす。

ただし、都道府県単位での施策なので、料金、そして補助優遇制度とかは都道府県で大きく異なる。(東京は結構優遇らしい。東京都は金持ちだからね。)

つかさ的な銭湯の基準

基本的には、気持ち的には

  1. 日常的に利用できる。(山奥とかでなく住宅街等にある。)
    山奥の秘湯とかは、銭湯性が無いと思われるが、
    しかしこれも、組合加盟ながら山奥の離れた所にあったりする銭湯もある。
    モータリゼーションが進んで、地方では車で銭湯に通うのが一般的になってきた…
  2. 低価格で利用できる。(公定料金)
  3. 原則だれでも利用できる。
    地元の会員しか入れない公衆浴場等は除外。普通の銭湯でも、刺青お断りの銭湯が少しあるが…ああ微妙。

あたりが、あっし的な基準なのだが…これに基づくと以下が判定基準らしきものか?

前提として、「一般公衆浴場」であること

と思っていたのだが、県により銭湯料金以下でも「その他」登録している所も多く…
400円で入れて、日常利用が可能なら、「その他」でも銭湯だよな、客にとって区分なんてどーでも良いし。

浴場組合加盟銭湯は、文句なしに銭湯

でも、そもそも全国で銭湯数減少のために、浴場組合自体が解散している都道府県が少なくない…そこで

過去に組合に加盟していたと思われる銭湯も銭湯

でも、組合が存続していても、過去に加盟していたが、脱退した銭湯も全国的には多いんだよね…
過去に加盟していたが、脱退し、一般公衆浴場もやめた、という所もある。(伊予西条の湯之谷温泉とか)

銭湯料金に切り替えたスーパー銭湯も銭湯

最近、公定上限料金の値上げに伴って、昔は「その他」だったのが「一般」に切り替える所が増えてきて、公定料金が値上げすれば、これからも増えそう。

上記以外の一般公衆浴場は、営業業態で判断

そもそも、最初から組合には入っていないが、行ってみるとどう見ても銭湯、というところは結構多い。これは銭湯だろう。(青森県とか)
一般といっても、入浴できる人に制限しているところは除外。
福祉施設に付属とか、ゴルフクラブ付属とか、「銭湯なのか?」と思われるところも結構あるが、誰でも入れそうで、日常利用客がいるならやっぱり銭湯なのかな…

っつー訳で、最終的に自分の感覚と見立てで「これは銭湯だろ」「これは銭湯でない」を基準にしているっす。ただ、長年、銭湯探検をしているので、時期によって判断の揺れは相当大きい。

まあ、こんな分類は銭湯マニア以外には、ほとんど何の意味もない…