あったまりーな

aqua.gif (191 バイト) JR土崎駅 徒歩15分

土崎のみなと温泉「あったまりーな」へ。しかし、「あったまわりーな」に聞こえんこともない…秋田のタワーセリオンが間近に見えるっす。土崎駅からだと15分くらい?冬だったんで、夏ならもっと近いかもしれんっす。あと、バスの方が便利がいいのかな?バス便は秋田駅から結構出ている模様。あったまりーなって、要するにマリーナをかけてるのね…土崎の港は日本海側の海路の交通の要衝、江戸時代から発展してた模様。

で、近代的な設備、むろん駐車場ありっす。自販機で券を買うが、570円。やっぱり安いね…これじゃ一般の銭湯の立つ瀬がないよな…しかもフェースタオルが150円で販売中だから手ぶらでもほとんど問題なし。フロントで下足鍵と交換にロッカーの鍵を貸してくれるっす。

1Fが浴室、2Fが休憩所。1Fの脱衣場へ。ドリンクの自販機とビン牛乳の自販機、さらにドライヤー類は無料の模様。脱衣ロッカーは鉄のロッカーだが、縦長でハンガーもついているっす。浴室へ。

さすがに正月期間は混んでるなあ…カランコーナーはほとんど開いていないっす。ボディシャンプー、シャンプー類は備え付け。カランは温度調整付きの立派なもの。桶は普及品。一部にアカスリコーナーがあるっす。

さあ、浴槽へ。浴槽はいろいろあるが、まずは主浴槽。かなり大きめの浴槽、温度は42度くらいっす。ナトリウム塩化物泉?ほとんど無色透明の天然温泉、海に近いから食塩泉か。続いて露天へ。さすがにこの季節、外は激寒、毛穴がちぢむぜ!っつー感じっす。外側チェアが二つ。囲われてて外は見えないけど、ハンパぢゃなく寒いっす。が、お湯に入ると天国、浴槽回りは木で囲われてる浴槽。

浴室自体は天井が低いイカにもスーパー銭湯系の浴槽っす。内湯にぬる湯槽が一つ。あとは寝ジェット、これはポリ風呂寝ジェットが3機並び、温度は38度くらい。風呂っつーより治療施設みたいなもんだな。

で、サウナ。乾式サウナはL字型、明るいニュー系サウナ、むろんTVありで、15人は入れるサイズなんだが…これが満員。取りあえず出入り口近くの一番悪いポジション(ってサウナ入りなれてる人間なら分かるよね)で座るっす。上下2段、上段があけばすかさず移動。12分計。東北の風呂って、温度は全体的に熱めに設定されてるっすね。で、水風呂。これは20度くらいの二人サイズ。あと、ここの温泉の名物が「冷凍サウナ」常にマイナス5度になっている模様なんだが…夏場なら多分いいんだろうけど、冬場なんで露天の方が全然冷凍サウナ。これも北国ならでわっすね。

上がってビン牛乳の販売機で森永牛乳110円を求めてから、2Fの休憩所へ。地方の風呂施設の場合、休憩所の重要さは高いっす。飲食物結構充実。いろんな料理が置いてあるっす。とりあえずビール中ビン480円とチャーシュー麺600円を賞味。っつーわけで、イカにも地方の今ドキの温泉施設。が…こういう施設が大流行する裏で、沢山の昔ながらの銭湯が廃れていってるんだろうなあ。普通は昔からやってる方が競争上絶対優位なんだけど、従来型の銭湯はなんでダメなんだろか。今や既存型の銭湯が善戦してるのは関西エリアのみ。ふと、「世襲」っつーキーワードが出てきたっす。銭湯も農家と同じような問題を抱えているんでないのかな…

(2002年1月)