はるにれの湯


(入り口に温泉分析書がある)

aqua.gif (191 バイト) 日光駅からバス?

さて、たまには遠出でいい湯にでも入ろうか、と湯質を求めて日光湯元温泉、はるにれの湯へ。これまた遠いな…日光駅からさらに山奥にしばらく。車ならいろは坂を登ってまたこれ当分走るっす。この季節、やや落ちたとはいえ紅葉の時期っす。山中をしばらく走るととつぜん日光湯元の温泉街が出現。へ〜、山の中だけどまずまずの規模の温泉街じゃん。

さて、この中に、はるにれの湯。入口はロッジ風の食堂&おみやげ屋になっているっす。貸しスキーがどっとあるところを見ると、メインの季節は冬なのかな?入湯料500円を払って、別建ての温泉へ。


(ここが入り口、冬は有難そうだな)

この温泉がまた…小さくて質素、正直言って設備的には全然期待しない方がいいっす。脱衣場も小さい。籠を使わずにロッカーを使ったが、このロッカーが何と200円無返却方式。これはちょっと高いなあ…

そして浴室へ。これまた狭いかも…洗い場なんてロクにないっす。もちろんカランらしきものも無し。わずかに脇に蛇口がある。それでも、桶と椅子が沢山積まれているのを見ると、多分スキーシーズンはこの狭い浴室で、目一杯無理して身体洗ってたりするんではないだろうか?

奥一面が浴槽、しかしこの湯は…確かに有難いぞ!白濁系の、イカにも温泉、極めて有難そうな湯っす。湯温は42度くらいのリラックス的温度。奥の窓が開放されてて、向こう側がオープン、林になっているっす。女湯側もこうなのかなあ…ってことは、あの林に潜入すれば…

それにしてもいい湯っす。少し「濃い」感触のする、肌にまとわる湯。これならしばらく入ってられるなあ。浴槽は真ん中に段があり、深部分と浅部分に分かれる。浅い方は結構寝風呂状態になれるっす。

さらに隅に「天然水」の木の水溜めが。触るとメチャ冷たいっす。桶で冷水をすくい、身体に掛けて冷却、さらに温泉への繰り返し、結構いいかも。しかしこの温泉で身体を洗う気にはならんな…本当に浸かるだけだろうな。

上がりは外の食堂で、牛乳紙カップ入り、200円也。なかなか濃厚でよろしかったっす。それにしても、設備はまるでないけど、お湯だけは本当にわざわざここまで来る甲斐のあった、いい湯っす。この辺りの旅館も源泉は同じなのかな?だったら、温泉のみを求めてここまで一泊で来るのもいいかも。

住所  
TEL  
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営業時間  
入浴料金  
泉質  

(2003年11月)