気楽坊


(大型施設)

aqua.gif (191 バイト) JR御殿場駅から送迎バス20分

御殿場へ…ってこの辺りの銭湯は全部いっちまったんだよなあ。しかも温泉の類は自動車じゃないとかなりキビしい…が、そこを無理して裾野に近いレジャーエリアにある、天然温泉気楽坊へ。ここは御殿場駅から送迎バスが出ているっす。といっても1,2時間に一本だけど。御殿場駅からバスで20分くらい。ホテルの他、テニスコートやらレストランやらいろいろある中に天然温泉気楽坊。


(そして御殿場といえば、コレ)

正面には暖簾、中に入ると下足入れゾーン、自販機で入浴券を購入、平日1500円、休日2000円っつーことだが、18時を過ぎると「夜間券」っつーのがあるらしく、1300円。この他に「カラスの行水コース」40分700円っつーのがあるが、さすがに設備系温泉に来て40分っつーのもねえ。下足鍵と券をフロントに出すと、大小タオル、館内着の入ったバックを貸し出し。

さて、かなり充実の施設。特に飲食系と無料休憩施設は大変すばらしいっす。隣のホテルの宿泊者は無料で利用できる模様。その他、無料の仮眠所もある模様。脱衣ロッカーは縦長のもので、ハンガーも掛かっている広めのもの。無論、洗面施設も充実。

さて風呂だが…この浴室施設、充実はいいんだけど、なんかヘンっす。中に入ってうっかり間違えたんだけど、全く同じような構造の浴室がなぜか並んで二つあって、露天を通って相互に行き来できるようになっているっす。なんでわざわざこういう構造にしたのだ?オマケに、全く同じではなく、微妙にグレードに違いがあるっす。仮に「松」と「梅」にしておこう。

中に入ると立ちシャワーブース、この立ちシャワーがまたヘンで、複合型のシャワー。固定とハンド、ボディシャワー、打たせが全部ワンセットになったようなシャワー。さらに「松」の方は、何と浴室内にトイレがある…これは珍しい。そんなに長風呂するヤツが多いんだろか?

カランはむろん、温度調整付きのハンドシャワー付き、立派なもの。これも微妙にグレードがあって、「梅」の方はフツーだが、「松」の方は個々のブースになっているっす。シャンプー、リンス、ボディシャンプーは備え付け、リンスが別になっているのはいいっすね。オマケに炭石鹸とシェービングフォームまであるっす。ちなみに、ヒゲソリと歯ブラシは使い放題。ついでに木桶木椅子。なかなかでないの。

さて浴室、まずは露天へ。この露天、目の前に富士山がブワーっと見えるはずなんだが…夜のために見えず。残念。晴れた昼間は良かろうな。岩風呂で温度は40度くらいか。天然温泉とあるが…弱アルカリ性単純泉っつーところかな。かなりソフトな温泉っす。露天脇にはチェアが多数、もっとも今日は寒いから屋外で休む気にはならんが…

「松」の側の露天部には、釜風呂、要するにサウナがあるっす。二重ドアから中に入ると、壁面は真っ白。備長炭が積まれてあり、炭の香りのみで、サウナ臭はほぼ全くないっす。割といい感じのサウナ。ちょっと湿度を高めてあるかな?サウナ脇には露天の水風呂、何と浴槽は石っす。温度は18度くらいか?この時期、もっと寒くなりそうなもんだが、ちゃんと温度調整している模様。

さらに内風呂、主浴槽はトルマリン風呂になっているっす。片方の壁はガラス張りになっていて、多分富士山が良く見えるだろうな。バイブラ、後は3穴が2機、2穴が1機のジェット群、噴出はかなりキョーレツ。温度はやはり40度くらい。

後は副浴槽群。「松」の方のみ、「お茶風呂」があるっす。これは本当のお茶っぽい、木の一人か二人サイズの浴槽。まさかこれを飲むヤツはおるまいな…さらにここの名物、それは「死海」風呂。塩風呂なんだけど、塩分濃度を死海なみに高めたもの、入ると確かに良く浮く…浮きすぎて中に座ってられないっす。後、キズがあるとヒリヒリ痛む。死海風呂の出口にはシャワー。

後は内風呂側にも乾式サウナ、100度くらい、12分計以外は余計なものはないっす。サウナの外には水風呂、これは20度くらいっす。

っつーことで、まずまず堪能して出てきたっす。本来は仮眠室で寝ていきたい感じもするが…わざわざ御殿場に来て、寝て時間ツブして帰るっつーのもなんだかなあ。設備的には申し分なく星付きっす。それにしても、この浴室構造は謎だよなあ…


(これは周辺施設)

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泉質  

(2003年11月)