小樽フェリーターミナル パノラマ温泉


(フェリーターミナルの最上階にあるっす)

aqua.gif (191 バイト) JR小樽駅からバス、または小樽築港より徒歩20分

なんか今日も起きたら頭重いんだよなあ…そんなに飲んでないはずなのに、と昨日の記憶をたぐり寄せる…あ、親戚の家にちょっと顔出したら、「まあ飲め」と叔父殿と日本酒一本開けちゃったんだよなあ。その後に一人で2軒ハシゴして…うむ、勘定はあった。さて札幌ラーメンでも食ってから銭湯行こう。

ということで、トートツに小樽へ。昨日の時点で今日の計画はまるで決まってなかったが…北海道にきたら、銭湯マニアならこの街ははずせまい…北海道有数のレトロな街であり、ユニークな銭湯も多いっす。さらに街中から温泉が湧出、ポイント高いよなあ。


(JR小樽駅)

小樽の温泉は少し早め、13時には開店するっす。やっぱり漁師とかも多かったからだろうか?少し早めに小樽に着いたので、どっか温泉施設でもないかなと物色。ん、このフェリーターミナルの展望温泉っつーのは良さそうだなあ。何と!朝4時からやってる!仕舞は早いっすけどね。


(小樽運河近くのレトロな建物を利用した、みやげもの屋街)

フェリーターミナル、港に忽然と出来たような比較的新しい、割とバブリーな建物。フェリーか…そういや、関西辺りのバイカーはフェリーで北海道に渡るような話を聞いたことがあるなあ。バイカーはやっぱり銭湯が必要だろうなあ。銭湯マニアで多いのは鉄ちゃん、次いでバイカーっつーあたりか。あっしはその辺りのマジメ派と違い、「酒&風呂」の放蕩主義者的銭湯派っす。最寄駅は小樽築港だけど、小樽からバスがいいのかな?

さて、エレベータで5Fまで上がる。フロントがあって、980円で大小タオルに何とバスローブまで貸し出してくれるっす。これが結構清潔そうでなかなかよろしい。フロントではビン牛乳等販売の他、ロビーがあってTVや新聞、自販機なんかが置いてあるっす。女湯は5F、男湯は4Fなんで、階段を降りて4Fへ。


(階下の温泉入り口)

下足入れは100円返却式のもの。脱衣場はこれまたシンプルな浴場施設、実用第一っつー感じっすね。ロッカーは100円返却式、無料ドライヤーの他ブラシまで置いてあるっす。デジタル体重計にジュースの自販機。一部喫煙スペースっつーのを設けているっす。後、何と…隣に広い「リフレッシュルーム」 大きなスクリーンがあるけど、椅子がよろしくて仮眠が出来るようになっているっす。

さ、風呂だ。何しろここは天然温泉。しかし温泉ってどこから湧出してるのかなあ…まさか埠頭でボーリングする訳もないし、この近くから湧出してるのを引いてきてるのかなあ。温泉分析書をチェック。

浴室はシンプルな実用銭湯、床は滑りにくい材質が使われているのはグッド。桶は普及品、カランは温度調整付き、ハンドシャワータイプのものっす。出入り口近くに冷温立ちシャワーブース。ひたすらシンプルっす。

が、肝心な所が素晴らしい…片面ガラスになっており、正面は小樽港を望むナイスサイトシーイング。冬の黒っぽい海、が、小樽周辺はオホーツクとかに比べればまだ優しい海だろうなあ。いずれにしても素晴らしい。港にある風呂らしく、あちこち目立つところに時計が置いてあるっす。確かに、景色に見とれてて、正面を行く船は…自分の乗るはずだった船だ…ではシャレにならんよな。


(これは脱衣場の窓から、こんな光景が風呂から見える)

浴槽は2槽式、片方がバイブラ。もう一方は何もない、浅い浴槽。ここで身体を伸ばして海を眺めることが出来るっす。無色の湯だけど、この感触は食塩泉っぽいかなあ。湯の湧きだし口には、少々温泉成分らしきものが付着しているっす。湯温は両方とも42度くらい、リラックス系温度っす。

続いてサウナへ。乾式サウナで10人くらいのサイズの2段、温度は95度くらい。砂時計が一つ。で、このサウナ室にも窓があって、そこから外の景色を眺めることができるっす。サウナの後は水風呂、シンプルな浴室だけど必要なものは全部ついているつー感じ。水風呂は18度くらいの冷たい温度。しかし水風呂の温度って、夏の温度がどうなってるかが肝心なんだよな…いずれにしても、水風呂が一つあると入浴回数が多くなるっす。

上がりは脱衣場の自販機でオレンジジュース飲みながら一服。客もポツポツと入ってきてるっす。冬場だから少ないけど、夏場は結構混みあうんじゃないかなあ。っつーことで眺望グッドな天然温泉、星付けとくっす。


(こちらもフェリー埠頭近くにある温泉施設「オスパ」)

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(2003年2月)