さはこの湯


(唐破風の入り口、上部に物見の塔)

aqua.gif (191 バイト) JR常磐線 湯本駅 徒歩10分

突如思いついて、いわきへ。まあ突発で行くのに程よい距離っすからねえ。上野からスーパーひたちで約2時間。茨城県を縦断し、福島県いわき市へ。ここはすでに東北地方になるのだ。湯本駅で下車すると、ここはすでにいわき湯本温泉。温泉街っす。しかしいわきが本当は「磐城」だったとは知らなかったっす。湯本駅のホームでは、源泉コーナーがあるが、本当に結構熱い湯が沸いているっす。


(JR湯本駅前)

(JR湯本駅のホームの源泉コーナー)

さて、さっそくそのなかの共同入浴施設、さはこの湯へ。駅から徒歩で10分ほど、途中温泉神社っつーのがあるっす。どの温泉もそうだけど、ここも由緒を強調、1200年前に開湯、道後、有馬に並ぶ日本3大古湯だっつーことっす。


(温泉神社)

正面に立つと…この建物は最近作ったのかなあ。いきなり正面に唐破風の屋根、上にが立つ和風の建物。なんっつーか…観光地っぽいっす。下足ロッカーに下足を入れ、自販機で券を購入、なんと220円!上の休憩所の利用料金は710円っつーことっす。檜造りの「幸福の湯」、岩風呂の「宝の湯」両方あって、男女交替になっている模様。今日は男湯は「宝の湯」早速中に進入。

脱衣場は今風の温泉入浴施設風、さほど広くは無いけど、リストバンド方式の鍵のロッカーがあるっす。これならまあ、盗難対策も安心か。ドライヤーは無料。さて中へ。

こ…これが…土曜日の夕方っつーせいもあるかもしれんけど、激混みっつーか、まさに芋洗い状態。こんな混んでるのは見たことないぞ。何しろカランが混んでる、っつー程度ではないっす。カランが一杯なのはいいとして、浴槽もいっぱい、さらに浴槽のフチにすずなり状態に腰を掛けているっす。要するに浴室空間が全部人で埋まってる。

さて、どうしようか?わずかにスペースを見つけ、とりあえず桶を取って浴槽の湯で掛け湯、とりあえず浴槽のわずかなスペースめがけ進入。岩風呂になっているっす。湯は…白く濁った硫黄泉、これだけ芋洗い状態だとちょっとナニなんだが、でも…いい湯っす!ニオイもまさしく温泉臭、温度は42度くらいかな?なお、ここは源泉湧出温度は60度ほど、湯量はふんだんにある模様っす。

カランは湯温調整付きの立派なので、ハンドシャワー付きで、立ちシャワーも一機あるんだが、なにしろ人がびっしりで開く気配もない…とりあえずカランを使うのは諦めるか?浴槽は二人サイズくらいの小さい浴槽がもう一つあり、こっちは温度が1度ほど高い模様っす。あと、奥に打たせ湯が一つあり。

外には待合所、一応分煙になっているっす。あと、ビン牛乳等も販売中。さらにいくつかみやげものも販売、ミニサイズのポーチっつーかきんちゃく袋が150円と安価で売っているので、みやげに買っていく。表にレジオネラ菌関係の解説が書いてあるが、「当湯はお湯は全て流しっぱなしで、かつ毎日終了後湯を抜いて浴槽清掃しています」と書いてあるっす。すばらしい。湯量が豊富な温泉だからそういうことも可能なんだろうなあ。それにそても、今日は時期と時間が重なって激混みだけど、もう少し空いている時にくれば、多分湯質といい、いい温泉だろうと思われるっす。星付けておくっす。


(湯の前では縁日)

住所  
TEL  
定休日  
営業時間  
入浴料金  
泉質  

(2002年8月)