(「歌と踊りで今日も楽しく」だそうだ…)
場所 浅草駅より5分
浅草寺に行ってきたのだが…全く風呂屋に行く予定はなかったのだが…お参りをして、ふと横を見ると「浅草観音温泉」のマーク!うぉ〜、気持ちがグラグラゆれる。とりあえず突入だ!昼風呂だ!天然温泉だ!ちなみにここは朝6時くらいから、夕方6時くらいで終わりっす。
(この看板が目立つ) |
(入り口) |
入浴料700円。手ぶらでいったのだが、貸しタオル50円。150円払って出るとき100円受け取るシステム。シャンプーリンス石鹸はもちろん小さいのを売っているっす。
さて、奥の脱衣場へ。脱衣場で服脱いでいると、隣にいた親父が「最近は若い人もこういう風呂くるのかねえ、なるほど競馬より安いもんなあ、はっはっは。」考えてみれば今日は日曜、近くにJRA。親父は機嫌が良さそうであるっす。う〜ん浅草下町風情。
そうして中へ…だがここは見事に何もない、巨大浴場っす。巨大なのは巨大だ。しかし天井ライトがない。壁際にあるのみっす。片方は一面ブロックのガラス。夕方6時までの営業だと、これで十分なのか。
見ると、刺青&ゴールドチェーンな人が3名ほど。これも土地柄か?(-_-; やはり年寄りが多いようっす。シャワーなんて何もない、カランのみ。カランの出は激しい。桶はケロリン。
浴槽は巨大っす。2槽に分かれているので、温度が違うのかと思ったが、あまり違わない。片方が深くなっている。とりあえず天然温泉だ!能書きには地下3000尺よりくみ出した重曹泉とあるが、色は無色透明。湧出温度28度だから、沸かし湯だな。
温度は45度くらいで熱め。壁に「熱い VERY HOT」と書いた看板が下がっている。外人観光客用かなあ。まあ、この熱めが丁度良い。天然温泉のせい?45度でもそんなに熱いとは感じない。奥で爺さんが目をつぶって、うっすら桃色に上気しながら浸かっている。 しかし問題は…浴槽にカルキの丸い錠剤がいくつか落ちているのだな。保健所の指導とわいえ、風情が落ちるなあ。壁画は有名な人魚三人のタイル絵。これはいい。
変わっているのは、浴室内に水呑み蛇口がついているところっす。じっくり長い間、入ったり出たりしているのを想定してるんだろうなあ。確かに、浴槽の淵に腰掛けて休んでいる人も多い。一緒になって、何回か出入りを繰り返す。
脱衣場のドライヤーは無料。全体的に、これが銭湯料金だったらいいんだけど、700円はちょっと高いかなあ。ちなみにこの温泉は演芸場も3Fにあるっす。ここも大きく賑わっていた時代があったんだろうなあ。
(浅草といえばコレ) |
(仲見世通り) |
(2000年3月)