金太夫ベルツの湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 渋川駅よりバス20分くらい

伊香保経由で万座の旅。伊香保に到着して、まずは老舗の清水屋でザルうどんを賞味。値段もいいが(大盛1300円)味もすばらしかったっす。ごまダレの味が深い。で、伊香保温泉中心部に向かう途中にあるベルツの湯。温泉博士の名前をとっただけに期待してたのだが…

入り口で1350円。平日は1050円だが、休日料金で値段が高い模様。まあ施設が良ければ許容範囲であろう。1Fがレストランになっている。階下の浴場へ。

脱衣ロッカーは100円かかるタイプ。籠もあることはあるっす。タオルは販売のみなんで持参が正しいっす。シャンプー、ボディシャンプーは備え付け。 さて、中に入るか。

センターの内湯を中心にいくつか変わり風呂があるっす。まずはかけ湯槽で湯を掛けてからカランへ。桶は睦和のベルツの湯オリジナル桶。カランが… ありゃ、シャワー付きカランが3つしかない。こりゃ不便だ。しかもこのカランが押すとしばらく戻らないタイプ。これは使いにくい。さらにまずいことに、この湯と水のカランの間隔がありすぎて、両方を一緒に押すと桶からはみ出してしまう。うむ〜、こりゃ設計がまずい。

さて、とりあえず内湯からか。ちょっと緑が入ったような、硫黄系のありがた味のありそうな湯。これこれ、これっす。メイン槽は長円形。入ると…湯がぬるいなあ。38度くらいか。湯の感触も、みかけほどではないっす。

ウォーミングアップしたら露天に行ってみよう。岩風呂の露天っす。さて、外気はかなり寒く、とりあえず露天に突入…したら?これがなんと激ぬる。35度くらいしかないんでなかろうか?ちょっとこれは寒いぞ。あまりに。

露天部にはサウナがあるので、とりえあずここは熱かろうと避難…したらぬるかった…70度くらいしかないんでなかろうか?しかも!故障中っつー ことで電気がついていない。ひゃー。目が慣れてくると、あっしの他に二人入っていることを確認。あまり広くなく、4人サイズ。それにしてもぬるい。

しかもサウナ室が狭いので、戸を開けるごとに寒い外気が入ってきて、いっぺんに20度くらい温度が下がりそうっす。これまたかなわん。早々に退散。

さて、他のイロモノは?メイン槽のとなりに寝湯。5人ほど寝スペースがあるっす。とりあえず寝てみるが、この寝湯がかなり浅い。寝そべるとわずかに腹が湯の外に出る。しかも、湯が浅いので、ポコ○ンだけが湯のそとに顔を出していて、いかにも情けない格好っす。

痔疾用に「椅子ジェット」も2つあったのだが、これはパス。その隣に圧浴療法とあるが、なんてことない銭湯に良くある3点ジェット。ここの槽はなぜか温泉ではなく白湯。でも42度くらいありそうで、ようやくここで一息。しかし伊香保まできて、わざわざ白湯の座ジェットで一息とは…

で、その隣が打たせ湯。これは段差がかなりあって良かったかも。座って打たれると段差が付くので、立って打たれるより気色よいっす。最初はみんな立って打たれていたが、みんなあっしの真似をして座って打たれるようになる。

っつーわけで一通り回ったが…満足感がかなり低いっす。ちょっと料金高いよなあ。なにしろ湯の温度が低いっす。どうも入った気がしない。上がりは隣の大休憩場。これが広々としてまあよろしい休憩所だが。自販機群もあって、料金は観光地料金。

1Fにはレストランと売店もあるっす。で、1,2Fと温泉資料館なるものがあってかなり心引かれたが、なんと入場料500円。あまりその価値もなさそうだしなあ、とパス。それにしてもまあ、群馬は格安温泉が多いんだけど、ここはどう考えても割が悪いよなあ。ベルツ博士も泣いているぞ!

(2001年2月)