場所 JR金島駅 徒歩5分
万座からの帰りはやっぱり温泉目当て。群馬は温泉大国だしなあ。途中川原湯温泉の王湯に寄ろうとしたが、ここは17時までで終わり。ありゃ、残念。仕方ないと川原湯温泉を少し過ぎたところの国道沿いのドライブインでとりあえず夕飯を…
店には誰もいなくて、縁起ものがいっぱいあるような店だったので、こりゃハズれかなあ、と思ってけんちんうどんを頼んだら…これが旨かった。しかもかなり旨かった。なんっつーか、芋だのこんにゃくだの、味付けがかなり素朴だがいい味が出ており、へえ、とちょっと感動。うどんがこれまたよろしい。素朴な山中の田舎料理っつー感じで、豪華ではないが旨い。一緒に一合だけ徳利を頼んだら、これまたうまかった。付きだしのタクアンもうまかった。これで酒が300円、うどんが800円、なかなかリーズナブルでないの。R145沿いの麦とろっつー店っす。
で、途中数々の温泉を横目に、渋川の富貴の湯へ。田んぼの中にぽつんと温泉があるっす。そんなに大きな施設ではないが、駐車場は完備。そしてなんとここは入湯料400円。安いよねえ。なお、読みは「ふうき」っす。なお、JR金島駅からも徒歩5分で行ける模様。
入り口に飲泉用の口とコップがあるっす。フロント脇には畳の座敷スペース。では中へ入るか。なお、タオルは220円でオリジナルタオルを販売中。安いので、記念に買うのもいいかも。
脱衣場は100円ロッカーになっているが、コイン返却方式で良心的。入浴心得があるが…「塩で身体を洗わないでください」え？そんなヤツいるのか？カランは温度調整付きの立派なもの。小ぶりの浴室だが、内湯と露天の2槽があるっす。さて露天へ。
露天部分にも洗い場があるっす。で、木とか植えてあって、なかなかよろしい露天風呂。湯の温度が低いのがちょっとアレかなあ。40〜41度くらいっす。壁には「この湯は循環ではありません。天然温泉（加温10度）。」とあるっす。へえ、こんなところに湯量豊富な温泉がねえ。
お湯はちょっと黄ばんでいて、いかにもありがたそうな湯っす。循環ではないと書いてあるので、湯出口の湯を少しすくって味見。ん〜、鉄とカルシウム系の味だなあ。この色は鉄分の色か。
内湯も温度はぬるめっす。みんな半分寝た状態で入っている。たしかに半分眠りながら1時間くらい入るにはいい湯かもなあ。上がりは座敷で一服。自販機もあり、ビールも販売中。湯温が低いのはあっし的になんかアレだが、しかし400円っつーのは安いぞ！群馬がうらやましいっす。 あと、ここの従業員の人もなかなかいい感じだったぞ。なお、経営母体は株式会社マルホン http://www.maruhon.co.jp ということのようっす。
（2001年2月）
