天山

aqua.gif (191 バイト) 場所 小田急箱根湯本駅 送迎バスもしくは徒歩25分

昨日は下北沢からロマンスカーを使って箱根湯本の天山へ。ここは過去3回くらいいったことあるんだけど、結構気に入ってるっす。送迎バスが湯本から出てるんだけど、到着が16時過ぎなんですでにバスはなく、さてどうするか、行楽客帰りで道も大渋滞中なんで、てくてく歩いて行くことにする。

歩きで約20分強。登り坂道なんで、歩いているうちにかなり暑くなってくる。

さて、風呂屋に到着。靴箱ロッカーは50円。入浴料は900円。湯本の日帰り温泉としては安いほうである。かっぱは700円だけどあそこ何にも無いしねえ。天山ロゴ入りの小タオルは200円で販売中。売店、休憩所を抜けて脱衣場へ。ロッカーは100円。なので、最低1050円必要な勘定になる。それでも、湯本は1000円切るところなかなかないからねえ。ちなみにここの洗い場はセッケンしかないんで、シャンプーリンス等は持参が正しいっす。

で早速中へ。ここのお湯はペーハー9.1(!)のアルカリ性、単純食塩泉っす。行楽帰りの立ち入り客でやたら混んでいる。

とりあえず釜風呂(サウナ)に入ってみる。しかし「釜風呂」って響きが…入口に「釜風呂への塩の持ちこみは少量にしてください」と書いてある。あれ?この間まで禁止でなかったか?この風呂屋はセンターの大きな桶の中に塩があるっす。(どうやら男風呂だけらしい)

まあ、持ちこんでいいなら遠慮無く、っつーわけで身体に塩塗りたくってから釜の中に入る。下にゴザがひいてあり、小さな気の座椅子が10個ほどある。結構ヌルヌルして気持ち悪いのだが、まあお互い様か。塩を使うとやはり効くような気がする。この風呂屋は水風呂ないんだよなあ。

しかし基本的に露天風呂なので、11月終わりの山の季候では外気がかなり冷たい。出入りを3回ほど繰り返す。

さて、ここは浴槽が結構多い。まずセンターにメインの大風呂。低温高温に仕切りがついている。ここはかなり広い。その横にジャグジー。また洗い場脇には漆塗りの浴槽と、その脇に小さなぬる湯。奥は2段の渓谷風呂になっていて、一番上から滝がフォールするしくみになっている。この滝では打たせ湯もできる。

さてお次はメインの露天風呂へ。あっしの感覚では、低温槽が39〜40度のぬる湯、高温槽が45度くらい。低温槽は芋洗い状態になっているが、高温槽はほとんど誰も入っていない。なるほど、家庭風呂人間が多いのかなあ。銭湯と比較してそんなに高温っつー感じはしないのだが。おまけに温泉だし。

順序として逆なのだろうが、まず高温槽にずぶずぶ入る。うわ〜いい湯だ極楽極楽と顎までつかる。上がると外気が寒いので、すぐに体表温度は下がる。さて今回はゆっくり低温槽に入ることにするか。

浴槽(もちろん石の露天タイプ)が工夫してあって、下半身だけ浸かるのが容易になっている。長時間ゆっくり浸かれる温度であるっす。さて、後はひたすら「温泉」「外気」のパターン。結局1時間半の入浴タイム。いや〜良く入った。

脱衣場には「全身人間乾燥機」もついてある。上がりは休憩室の畳の上でねっころがりながら400円のエビスビール。芯から温まっているので、ビールがうまいこと。

あと、注意点はあらかじめ帰りのバスの時間をチェックしておくことっすね。夜になると1時間に一本くらいっす。で、行楽シーズンは箱根のバスはまず時間通りに来ないんで、帰りは下りだし歩くのも手っす。

(なかなかフンイキある入り口)

(1999年11月)