大名古屋温泉


(やっぱりマークはしゃちほこ、右端が浴場施設)

aqua.gif (191 バイト) 近鉄八田駅 徒歩25分

yellow.gif (192 バイト) 大名古屋温泉ホームページ

「大名古屋」といえば、ビルヂングなんだが…

前に近鉄線に乗ったとき、電車から「大名古屋温泉」というでっかい看板を発見、いつか入ってみたいと思っていたっす。交通は…地下鉄八田駅下車、地図の上ではそんなに距離がなさそうだったが…どう考えても歩きだと25分はかかるっす。後はバスくらいなんだけど、本当に交通手段がないっすねえ。八田といえば三菱重工タウン。


(入り口の石の門)

で、入り口にはでーんと大きな石の碑、巨大駐車場。どうやらホテルもあって、比較的低料金で宿泊も出来る模様。で…脇に「日本唯一の高熱天然温泉」っつー、明らかにウソとわかるウソを書いてあるっす。いや〜たまげた。入り口の自販機で入浴券を買うが、通常850円、ところが16時過ぎると550円。安いねえ。スーパー銭湯並みっす。中には休憩飲食施設やゲームコーナーなど、いろいろなエンターテイメント施設があるが、今日は時間がないので風呂へ直行。途中、キリンのキャンペーン?「常夏」っつー発泡酒を配っている。ラッキー。途中でタオルの販売もあって、200円だったかな?シャンプーやボディソープは備え付け。


(おい…そりゃいくらなんでもウソだろう…)

脱衣場は100円ロッカー返却方式。ドライヤーは無料、縦長タイプのロッカーもあるっす。自販機が一つ。なお、マッサージ機は外の男女共用廊下にあるが、ここで素っ裸の爺さんを発見。共用スペースで裸になるか?ぶったまげたぞ。This is NAGOYA?

なにはともあれ浴室へ。結構混んでるっす。入り口に飲料水用流し、手前にサウナと水風呂、カランスペースがずーっとあって奥が大浴場、回り込んで露天という構造。とりあえず桶をもってカランへ。ところで、この辺りみんなしっかり風呂セット一式持って出かけるのね。爺さんからヤンキーまで、小さなバスケットに道具を入れている。手ぶら族はほとんど見かけない。

カランは温度調節付き、ハンドシャワーの立派なもの。桶は普及品だろう。さあ、まず露天にするか。広めの露天、円形の浴槽。20人は入れるだろう。雨よけに屋根もついてて、サイドにはビーチチェアが2個。で…サイドで寝ているヤツも何人か。ご丁寧に桶を枕にしているっす。かなり熟睡のご様子。

湯は天然温泉、湧出温度は42度っつーこと。高熱っつーほどでもあるまいに…ところが、案外いい湯だったっす。ほとんど透明の単純泉だが、湯が適当に練れててよろしい。温度は40度くらいの健康温度。しかしまあ、こうした健康ランド系だからかもしれんけど、浴槽にタオル持ち込むヤツ多いねえ。ヒドいのになると、浴槽内でタオルを絞ってる。

さて、適当にウォーミングアップしたら次はサウナ。15人くらいのサイズだが、これがまた混んでる。2段で95度くらいか。TV付き。サウナ出たら水風呂、こちらは3人サイズだが適当に冷却してあり、20度くらい。悪くない。

さ、でわ主浴槽系だが…この浴槽が広い!結構とんでもなく広いっす。まあ温泉地の有名ホテルはこのくらいのサイズだが、シティ温泉としては相当広いっす。しかも向こうがガラスで、かなり広い日本庭園が見える。凝ってるねえ。温度は露天よりやや高く41〜42度くらい。天井は一部に八角の湯気抜きがあるっす。壁画はないだが、壁のタイルの模様が…?シャチホコ? 抽象画が入った、ピカソが書いたようなシャチホコ模様のタイル。その他、カランスペースにはヒラメ2匹と思われるステンドグラスがあるっす。

でわイロモノへ。まず打たせ湯、一筋のものと両肩2筋のものと両方あるっす。高低差があって、圧力がそこそこよろしい。続いてジェット&バイブラ。広い浴槽の割には片隅にちょこんとあるっす。で、デンキ風呂。これが年寄りに人気があって、なかなか混んでて入れない。爺さん長いんだよなあ占有時間が。立ちシャワーブースは二つ、シャワーで上がり。

いろいろな施設に興味があるが、なにしろ時間がない。帰りは…さすがにタクシー呼びだしちゃったっすよ。タクシー待ち場もあって、ラッキーなら即乗り可能。八田まで3メータくらいか。炎天下よくあるいたもんだ。しかし名古屋の風呂ライフは自動車と切っても切れないんだなあ。

(2001年7月)