砂楽


(立派な温泉施設、浜辺に砂風呂部分があるっす)

aqua.gif (191 バイト) JR指宿駅 徒歩20分

yellow.gif (192 バイト) 砂楽ホームページ

枕崎から開聞岳を経由して指宿へ…そりゃまあ風呂好きなら「一度や行きたや指宿へ」っつーもんでしょう。もちろん目的は砂風呂。市営の砂むし温泉砂楽へ。指宿駅からだとまあ歩けんこともない、っつー距離かな。当たり前だが海辺にあるっす。駐車場は通りを挟んで逆サイドにあるので注意。


(開聞岳裏道路?からの東シナ海、知らなかったけどジモティによるとこの辺り、お化けが出るそうな…)

さて、これが新しく建てられた、かなり立派な施設。もちろん砂風呂は大昔からある訳だが…エスカレーターで2Fに登るとフロント。周辺のホテルからも浴衣姿で沢山の客。料金は砂風呂用の浴衣付きで900円、タオルを入れると1000円っす。1Fが入り口。

1Fに脱衣場、ロッカーが無料になっているのは嬉しいっすね。靴もここに入れるようになっているっす。デジタル体重計が置いてあるっす。で、ここで専用浴衣に着替えて海岸へ出る。

海辺に屋根付きで、砂風呂コーナーが延々と並ぶっす。みんな顔だけ出して並んでいる…その顔つきがみんな妙にマジメなのがこっけいな光景。まあ、熱いのを我慢してるからそんな顔になるんすけどね。

で、誘導されたところに速攻で横になるが…砂かけオバさんに「慌てない、慌てない」。そんなに慌ててたかな…確かに慌てると着衣が乱れるので要注意、浴衣の下は何も着てないもんね。しかも隣はギャルだ!

タオルを頭に巻いて、両側から砂をスコップでかけられる…まさに生き埋め感覚。結構砂って重いんだなあ。なお、ここは源泉83度っつー高温っす。干潮になるとその高温の湯が浜辺に出てくるらしい。思えば、冬のこの寒い時期に来て良かったな。夏なら熱くてたまらん。

「標準は10分〜15分ですけど、あそこの時計を見て自分で加減を計って出てください」見ると脇に時計が掛かっているっす。5分も建つと結構熱くて汗が出てくるっす。まあ、サウナの無い時代のサウナだな。首を立てる訳に行かないので、視野がほとんどないけど、近くに波の音が聞こえる…これがなんとも風流。隣のギャル同士の話が気になるが(どこが風流だよ!)、首回せないから顔見たくても見れないんだよなあ。無理なく15分ほど経ったので出る。前に別府で砂風呂入った時は、15分がやたらと長く感じたが、今回はそうでも無かったな…前は真夏だったからなあ。

さて、砂がついたまま内風呂へ。当然、男女別々になっており、入り口で浴衣を脱ぐ。ここに立ちシャワーブースが何台か並んでおり、砂を落とすようになっているっす。ボディシャワーが2台ほどあるので、あっしはこれを使う。砂を落とした後は内風呂へ…ってこの入り口のところが結構砂が溜まっているんだよなあ、ちゃんと砂落とそうよなあ。ま、素人だろう…

内風呂は広い最新式の設備、で、ここも天然温泉。海の近くだから、当然塩化ナトリウム泉だろうが…その他の成分も入っている模様。壁面はガラスで、海を望んで入浴、温度は42度っつー辺りっす。カランは温度調節付きの立派なもの、ボディシャンプー、リンスインシャンプーは備え付け。かけ湯コーナーもあるっす。あっしは意外にこの、かけ湯が好きなんすよねえ。

乾式サウナもしっかりあるっす。10人程度のスペース、TV付き。後は水風呂。まずまずの広さだけど、夏場は一杯になりそうだな…温度はソフトに20度強程度っす。

2Fロビーにドリンク自販機が各種。冷水機もあるのは嬉しい…あっしはタダの水を飲みたくなってこっちを頂くっす。その他、みやげ物の販売コーナーも。3Fは飲食スペースになっている模様っす。っつー訳で、今日からあっしも「一度は行ったぞ指宿へ」だ!

(2003年3月)