サウナ&カプセルフジ


(2003年9月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 名古屋地下鉄栄駅徒歩3分

yellow.gif (192 バイト) サウナ&カプセルフジ ホームページ

出張直前はなぜか仕事が多い。名古屋駅到着が23時すぎ、これじゃ銭湯はちょっとキビしいなあ、足伸ばせばやってるところはあるけど、帰りの足が…っつー訳で翌日に期待をかけるが、二日目も仕事宴会が2次会3次会と続き、結局午前様。

うぉー、三日目はなんとしても朝からフロに入るぞ。フロ中毒症が出てきた。しかし朝風呂をやっているところがなかなか少ない。スーパー 銭湯はだいたい10時からっす。うむ〜、スオミもこの間いったしなあ、っつーわけで、気合いを入れて早起き、投宿先の栄にあるカプセル&サウナフジの60分間入浴コースへ。

サウナなので入り口フロントはもちろん豪華。60分コースは1000円っす。通常入浴は2400円、深夜は3000円。サウナとしては標準的か。サウナ券を買ってフロントで出すと抽選があるとのこと。引くと「5等賞」。ティッシュかと思ったらサウナの無料券だったっす。これはなかなかええでないの。が、有効期限の5月末までにもう一度入れるかなあ。

なんとこのサウナは地下4Fがサウナ。っつーことは天然温泉を期待するが、残念ながらフツーのサウナ。しかし、B4でサウナ室に入っていれば核戦争でもシェルター代わりになるかなあなどとアホなことを考える。B2が食堂、すでに朝定食を営業中。納豆定食に心引かれるが、60分コースゆえにスキップ。B3が休憩室。これもグッドだが時間がない。

そうしてB4のサウナへ。なんとこのサウナ、1Fのロッカー室以外に、サウナ室にもロッカーがある。つまり、よくやるようにロッカー室で裸になってそのまま浴室へ、というわけにいかず、いったんガウン着てB4に降りねばならない。うっかりするとフル○ンでウロウロするハメになるぞ。こうした「サウナのしきたり」っつーのは銭湯なんかと 違って各店でまちまちっす。パンツ履いて入るサウナもあるしなあ。 (こういうところでうっかりフルチ○をやると結構はづかしい) この辺り、どっかに注意書きがあると嬉しいが。

前置きはこのくらいで、早速浴室へ。サウナなのでシャンプーリンス、ボディシャンプー、セッケン、ナイロンタオル、髭剃り、歯ブラシは 完備。この店は小タオルであるがタオル使い放題。カランはもちろん温度調節付のブースの立派なカラン。

さて、どこから入るか。センターにある大きなプールは存在自体を無視。フロ屋にプールあるのって大嫌いなんだよなあ。漢方の薬湯が あるので入ってみる。温度は40度と、名古屋らしくかなりぬるいが、朝早いので、身体がまだ目覚めてなく、丁度いいかもしれない。 森下仁丹の生薬薬湯だそうっす。漢方系はなんか嬉しい。

少し身体を温めてからサウナへ。もちろん、サウナは広い。3段式、30人は入れるだろうなあ。TVで火山関係の報道をやっている。ここの 12分計は面白く、ランプが一つ一つ増えていくビジュアルなものっす。温度は95度だが、それよりもっと熱く感じる。

そして水風呂。水風呂は二つあり、片方が22度くらい、片方が16度 くらいの冷たいもの。16度の方に入るが、体がきゅーっと引き締まり、 思わず「ううっ」と声を上げてしまう。(-_-;

時間もないので、サウナと水風呂を2往復くらい。他はメイン浴槽が バイブラ、あと円形浴槽のジェットもある。しかし温度は40度。 カルキ臭さが気になるっす。

周りを見ると…名古屋のフロって、平均年齢若いっすよねえ。大阪もそうだけど、東京に比べるとヤングが多い。20代〜40代くらいまでの 働き盛り系のサラリーマン、っつー感じの人が多い。おおかた栄で呑みすぎてサウナ泊まりコースか?しかしあまりひなびた感じはなく、 「さあこれから行くぞ」っつービジネスマン力を感じるっす。 これも東京なら「あー仕事行きたくねーなー」っつー感じだが。

入り口近くに「上がり湯」っつー小さ目の浴槽があり、こっちは42.5度。こっちに浸かって、やっとフロに入った気になる。総所要時間50分で朝の栄から出発だ。サウナは高いけど、完全手ぶらOKだし、ドライヤー だのその辺りのいろいろ揃えてあるから、1000円なら便利っすね。 さっき見た納豆定食が忘れられず、そのまま松屋に突入〜。

(2000年3月)


さて再レポート

ホテルに延泊を申し込むと、満室です、とあっさり断られる…そうか、名古屋のビジネスホテルは平日より週末の方が混むか。ま、いっか…どうせならサウナ付きのカプセルにしよう。っつーことで、前にショートコースで一回来たことのある、栄のサウナ&カプセルフジへ。栄駅から3分程度と交通は至便。


(繁華街、プリンセス大通り)

これまた、名古屋カプセル相場が結構高いんだよなあ…一泊3800円。ホテルが値下げ気味だから、割高感があるっす。しかし割引券を持って行くと500円もしくは1000円引いてくれる模様。一般料金で利用するヤツは少ないんだろうなあ。近くの金券ショップに行くと格安チケットがあるらしいのだが、面倒なので素直に払う。


(名古屋テレビ塔)

下足の鍵を持ってフロントへ、ここはカプセルも自販機っす。フロントでロッカーキーと伝票控えを受け取るけど、この伝票控えが「外出証」兼用なんで、大事にしまっておくことっす。1Fがロッカールーム。6,7Fがカプセル。カプセルをさっと偵察するが、フロアに休憩室や「デスクルーム」なんかあって、結構使いやすい感じっす。なお、カプセルの利用はAM10時まで、チェックアウトは11時っす。カプセルにはTVとかあるが、エロTVが何と無料配信。しかしカプセルでアダルト見るっつーのも、究極のロンリーだよなあ。

さてサウナコーナーへ。その前に…なんとこのカプセル、しっかりコインランドリーもあるっす。結構混んでるけど。サウナは地下部分、何とB4にあるっす。階段でB4へ。入口に小さな鍵付きロッカー、サウナ着を入れておくことが出来るっす。小タオルが積んであり、使い放題。

浴室に進む。入口にヒゲソリ、歯ブラシ、ナイロンタオルが置いてあるっす。むろんシャンプーリンスボディソープは備え付け。シャンプーとリンスが別々っつーのがいいっすね。カランは温度調整付きのブースタイプ、湯量が多いので、シャワーが強力っす。さすが地下4階。

さて、浴室真ん中に大きな滝付きのプールがあるんだな…温度表示を見ると30度ちょい。うむ〜、雑菌繁殖温度だな…ま、塩素は大量投入してるだろうが。水着着てない分だけ、普通のプールより綺麗かもしれんが、風呂屋でプール入っても仕方あるまい、っつー考えなんでここはパス。

とりあえずぬるめの薬湯から行ってみるか。森下仁丹の生薬の薬湯、緑茶色で40度弱。その隣がバイブラ、40度強い。その隣に2穴ジェット付きの丸風呂。ま、一般的な設備か。その隣に歩行湯があって、玉石が敷いてあるっす。温度は30度弱、玉石は気色良いので、少し足踏みをしてみる。

その横に低温サウナ、スチームっつー程ではないんだけど、加湿してあり、50度強でも汗が出るようになっているっす。2段の20人くらいのサイズ。しっかりTVもあり。サウナの後は水風呂だが…ここは普通の水風呂、温度22度くらいのところと、温度が16度くらいのかなり冷たい冷水風呂があるっす。冷水風呂はさすがにキくなあ。

そして乾式サウナへ。こちらは30人くらいは入れる広さ、正面に巨大なTVとデジタル時計、で、変な時計…10秒単位でランプが移動するものっす。なるほど、ガマン心をそそらせてくれるっす。

後は上がり湯コーナー、温度は41度強。あと、奥の方にアカスリコーナーがあるっす。出たところに冷水機。全体的に悪くないんだけど、あのプールはやめて、デンキ風呂と打たせ湯、寝湯辺りが欲しいなあ…

さて、サウナでは大事な休憩スペース、これも充実っす。分煙になっていて、片面に全チャンネルが写るTV群。もちろん、雑誌や新聞も。B1はレストランになっていて、呑みのほか、朝食も取れるっす。っつーことで全体的にまずまずのカプセル、値段がちょっと高めだが、割引券をゲットすればまあ適正料金っす。


(昼間のセントラルパーク)

一通り風呂に入ったら、もちろん栄の繁華街にGO!沖縄料理屋に入って、地元親父と話をするが…うむ〜、名古屋思想っつーのも何か凄いなあ。話がまるで平行線、こちらでは会社が終身で社員の面倒を見て、社員もそれに忠誠を尽くす、っつー考えがまだデフォルトの模様。会社が従業員の家族の面倒を見る、っつー感覚。あっしは、家庭の親父が「一家の大黒柱」を自称するなら、それなりに自力でしっかり働け、威張ってるだけで力がないんじゃ話にならんぞ、っつー考えだけどね。一生を一般的なスケジュールにのっとってコナしていく、っつーことに美徳があるようっす。このファミリー感覚と忠誠心、 三河武士の伝統か?東京の雇用形態がどんどんアメリカナイズされていくけど、名古屋は日本トラッドスタイル。さて、どっちが最後に生き残るのだろうか…


(こちらは名古屋駅前、大名古屋ビルヂング)

(待ち合わせは
「ナナちゃんの股の下」)

(2003年9月)