川崎ビッグ


(ま、ありがちな建物、カプセル併設)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR川崎駅 徒歩5分

yellow.gif (192 バイト) 川崎ビッグホームページ

いやしかし、異常気象っつーか急に寒くなったっすねえ。3月の終わり頃って1回くらい変な具合になるんだよなあ。そんな日に川崎に仕事に行ったが、 終わってからどうも力が抜けて、さらにめまいが…これは短時間でも横になって
みたい…働きすぎだろうか。

「アンタ、昨日朝まで呑んではったやろ」(天の声)

こういう時はサウナだ。B級タウン、川崎駅近くにサウナが無いはずがない…電話帖を調べると、新川通り脇にサウナが。そういや政の湯の上もサウナだったような気がするが…今日は別のところにしとこ。っつーことでサウナ、川崎ビッグへ。良く見れば政の湯のすぐ近くにあるっす。駅から5分くらい。

ビッグっつー名前の割には雑居ビル的建物だなあ…しかしここは併設のカプセルの部屋数がやたら多い模様。下足入れの鍵を渡して…通常サウナ料金は1900円、税金入れて1990円。カプセルは3500円、その他早朝料金や昼間の特割もある模様。昼間は何と子連れOK、子供はタダだってさー。フロントで料金を払うとリストバンド鍵の貸し出し。

しかしまあ、かなりB級感ただような…上のフロアはカプセル、2Fが食堂と禁煙レストルーム、1Fが喫煙レストルーム、B1がロッカールーム、B2が浴室。ずいぶんと縦な構造っす。っつーことでB1へ。何と、入り口にコインランドリーがある…労働者が半分ねぐらにしながら生活してんのかなー。

ロッカーはサウナでは一般的な鉄ロッカー、鍵が回りにくいな…ロッカー手前に喫煙場所っつーか椅子がいくつかあり、なぜかここでたむろしてる人々。ロッカールーム周囲には自販機がいくつか。B1は後は化粧室っつーか、身繕い部屋、それからビデオ放映ルームっつーか仮眠室があるっす。これが目当てなんだよなあ。室内着を置く棚があって、その脇に小タオルが積んであるっす。さて、裸になってタオルを1枚取り、B2の浴室へ。

浴室、これまたサウナらしいB級空間、最下階の浴室だけに、天井は低いっす。浴室面積に比べるとカランスペースは少なく、「風呂中心主義」になっているっす。東京の銭湯は「洗い中心主義」だけどね。カランはブースタイプ、もちろん一式そろってるんすけど、シャンプーとボディソープは割といい感じのタイプだったな。カランは温度調整付。脇にアカスリコーナーがあるっす。

さて…風呂の種類はなかなか充実しているな。まず古代檜の白湯から。温度は42度くらい、結構広い檜風呂っす。さらにバイブラ、こちらも広く、41〜42度くらい。その向かいに密閉ルームのラドン風呂、42.5度っつー辺り か。これまたまずまずの広さ。薬湯は2種類、広い方の薬湯は43度上あり、これは気にいった。こういうところの風呂ってだいたい42度以下で、今一つ不満なんすよねえ…1槽だけでも43度以上の槽があれば満足。漢方の薬湯だったけど、薬を投入したてのようで、結構濃くて香りもするっす。後は酒風呂、これはワイン風呂の入浴剤だな、ワイン色で香りもするっす。こっちは42度くらいっす。ポリ風呂タイプのジェット風呂が2槽あったけど、なぜか使われていない模様。

奥の方にサウナスペース、90度弱の低温サウナと110度弱の高温サウナの二つがあるっす。両方ともTV、12分計付。低温サウナの方がスペースが広く、30人くらい入れそうな2段。客が少ないので、上段で寝そべってゆっくり入る。高温サウナは10人強くらいのスペース。サウナの前に立ちシャワーブースが 2機。そして水風呂、嬉しいことに、21〜22度程度の水風呂と、16〜17度程度の冷水風呂の二つがあるっす。これは使い分けられるからいいっすねえ。あと、浴室にビーチチェアが2つほど、ここで寝そべって少々お休み。

さて、風呂上がったらレストルームで雑誌読みながら少々休憩、ちょっとだけ仮眠。これがサウナのいいところっすねえ。少し寝たら再び風呂へ、体調も回復してきたか…ま、かなりB級のスペースなんすけど、43度の槽があるっつー点、水風呂とサウナが2種類ある、っつー点を評価して星付けとくっす。川崎で終電逃した時なんかいいんでないかい?

(2004年3月)