リバティ


(大型の健康ランド)

aqua.gif (191 バイト) 場所 南海 和泉大宮駅 徒歩15分 (または岸和田より送迎バス)

yellow.gif (192 バイト) リバティホームページ

南海電車で南下。まず堺は石津川の龍旗信っつーラーメン屋が有名らしいので途中下車して塩ラーメン、関西らしい味だな…さらに春木のだんぢり湯に行く予定だったんだけど、うっかり一駅乗りすごしてしまった…和泉大宮、おや、この街にも健康ランドがあるでないの。神の啓示かも、健康ランドはちと値段が張るが、せっかくここまで来たんだからいってみようか。


(南海電車を南下すると、工業地帯へ)

(これは堺のラーメン屋)

和泉大宮の駅から徒歩15分ほど、本当は岸和田から結構短い間隔で送迎バスが出ている模様っす。こっちの方が便利だろうなあ…大きな街道沿いにあるんだけど、徒歩で裏から行くと結構途中袋小路だったり行き止まりだったり。それにしても…やっぱりだんぢりの街だな、地車倉庫らしきものや、祭専門店なんかが。自動販売機までが祭仕様。


(祭用品の専門店)

(自販機まで祭モード)

やっと付いたか…それにしても大きな施設でないの!巨大な駐車場、入口には足湯があるっす。入口に下足鍵を渡す専用のカウンターがあるっす。これ だけでも凄いが…フロントはサウナっつーか健康ランド的な大きなカウンター。カードも利用可能、入場料金は大人1800円、特定の日には割引も行っている模様。ここでロッカーキーを受け取り。


(入り口に立つ)

(足湯コーナー)

それにしても巨大な施設っす…1,2,3Fと、全て巨大な遊び施設。まず1Fがゲーム等、卓球ゾーンもあるっす。1Fには世界最長の車、ハリウッドドリームが展示されているが、なんつーバカな車だ…なお、カプセルも付いている模様、っつーことは簡易宿泊可っつーことね。

2Fは肝心の浴場設備と大広間、巨大飲食設備、その他。3Fは休憩室、その他のサービス、個別宴会場などなど。っつーことで2Fの脱衣場へ。ロッカーは縦長の鉄ロッカー、サウナとかにあるタイプっす。大小タオルは使い放題、部屋着も使い放題で置いてあるっす。大きなロッカールームだが…とりあえず風呂に行くか。

そして浴室へ。やはり広い大きな健康ランド的浴場、入口にかけ湯コーナー。冷温立ちシャワーブースが一つ、ボディシャワーが一つ。カランは温度調整可能な立派なもの、リンスインシャンプー、ボディソープは備え付けだが、結構いいヤツ使ってるな…さらにヒゲソリ、歯ブラシ、シャンプー用のブラシなどは使い放題。様するに全部あるっつーことっす。

客層は…やはり爺さんが大半だが、ガキも結構いるっす。ガキ連れの爺さんっつーことかなあ。このガキが結構ウザいっつーか、今やクラシックな光景だが、結構浴槽に飛びこんだり中で遊んでたり。一緒にいるのが爺さんだから、まず注意することはないわな。それにしても、このくらいの値段だったら、年金でもちょくちょく行けるよなあ…これからは老人相手のこの手の設備、流行る可能性が大きいなあ。ま、年金なんっつーのは、この不況下、低賃金で必死に働いたワカモノの汗の結晶なんだけどね。

さて、真ん中に主浴槽、これが一昔前のスタイルっつーか、円形の風呂だけど、真ん中に女性の白い塑像が立ってて、その足元から湯が溢れるタイプのものっす。もちろん天然温泉、1300メートル地下かっら汲んでいるらしいっす。名称が千亀利の湯、ちきり、ね。やや黄色がかった透明な湯。あまり温泉温泉つー感じではないが…温度は42度弱くらいのリラックス温度、真ん中辺りにバイブラ。

さらに脇に行くと薬湯ゾーン、わざわざ低温湯と高温湯があるっす。温泉が単純泉ゆえか?結構薬湯も人気があるっす。漢方のいろんな薬草を入れているらしくて、能ガキも結構いろいろ。高温湯といっても42度くらい、っつーことは低温湯はほとんど人肌温度以下。まさに「ぬるま湯に浸かる」状態なんだけど、ここで結構半分寝てるニンゲンも結構多い。

さて、露天だ…冬の露天もなかなかたまらんものがあるっす。岩風呂になっており、42度くらい。一部かなり浅くなっており、寝湯っつー感じ。週に一回、「真珠風呂」なるものをやっているらしいのだが、一体どういうもんなんだ?岩風呂の脇に玉砂利スペース、ここで足踏み健康法をするらしい。後は脇にかなり広い休憩スペースがあり、リクライニングチェアとか置いてあるが、もちろん真冬につき、利用者はなし。暖かい時期だと結構寝てるんだろうなあ。

サウナはさすがに広く、2,30人は入れそうっす。しっかりTV付き、2段で広いので、結構上と下では温度差があるっす。後は水風呂、これも18度と温度安定。ちなみに水風呂は主浴槽の裏に付いているが、水風呂の隣にやや温度の低い、浅い温泉槽があるっす。

まだまだある…脇にはポリ風呂タイプの寝ジェットが5機、温度は38度強とかなり低め。その奥には、かなり広い、余裕で泳げるプールがあるっす。さすがに、ぬるくて塩素が多そうなプールは遠慮するが…好きな人にはいいだろうな。さらに奥まったところに広い檜風呂、ここは41度くらいのリラックス温度。手前にはしっかりアカスリコーナーもあるっす。

っつーことで、いわゆる設備充実の健康ランド、温泉力はちょっと弱いが…これで43度〜44度くらいの高温槽があればもっといいんだけどなあ。


(途中で見つけた張り紙、辛抱出来へんとナニが起こるのだろうか?)

(2004年1月)