森の泉

aqua.gif (191 バイト) 場所 名古屋地下鉄星が丘駅よりバス 石兼下車

今回の訪問先は日進市の愛知学院だったのだが、当然周辺はチェック済み。近くに「森の泉」っつースーパー銭湯、略してスー銭があるのを確認。ここは平日は10時からなのだが、土日は8時からなのもチェック済み。近くに全く駅が無いのだが、交通手段もTELしてチェック済みである。

さあ、今日は土曜日だ。なぜかこういう時は張り切り、6時起きで松屋の納豆朝食も食べて目指すはスー銭だ!

東山線星が丘下車、石神経由のバスで石兼下車とのこと。星が丘三越の前の名鉄バスの停留所からバスにのるが、そういや昔、星が丘のオンナのコとも付き合っていたなあ、上京して銀座でホステスなどやってたが…などと回想にふける。2年くらい前、六本木のクラブ(クに重点)で目撃したという情報があったが、今どうしているか全く定かではない。

そうこうしているうちに森の泉に到着。丁度8時くらい。まさかこんな朝からわざわざ銭湯に来るバカはおるまい、と思っていたら… なんと駐車場に車がいっぱい。どうやら開店と同時にわっと押し寄せているようである。なんなんだいったい。とりあえず仕事は10時からだから、時間の余裕はまあある。

大きなスーパー銭湯であるっす。自販機で券を買うが…450円。涙が出るほど安い。しかし、名古屋のスー銭って、なんでこの値段で経営していけるんぢゃ?例えば休日は200人、月で平均して一日100人来ても、 売上たったの4万5千円だぞ。平均200人でも9万円。こんなんでやっていけるんかなあ。水代、電気代、燃料代も結構かかるだろうしなあ。もしかして、夜とかに付属の飲食施設での売上が大きいのかなあ。

1Fは大きな休憩施設。飲食施設もあり。2Fの浴室に上がる。脱衣場は大きい。コインを入れて、戻ってくるタイプのロッカーっす。スーパー銭湯とサウナの大きな違い、サウナは手ぶらでもタオルその他道具が全部揃っているが、スー銭は持参が基本っつーことっす。 が、もちろん手ぶらセットみたいなのはあるのだが、みんな風呂道具は一式持込である。

車に風呂道具を乗せて風呂屋に行く、っつーのが東京だとピンとこない。なにしろ東京では車は維持費が高い。車は車種よりも持っているだけでステータスが高い。サンダル代わりにして銭湯に行くなどちょっとピンと来ない。だって、車動かせば駐車場代とかだけでバカになんないもんね。

さて、浴室に入る…とこの入り口でちょっとびっくり。入り口のところを軽く小さく、放水しているのである。なるほど、こうしておくと衛生上は 大変いいのかもしれんっす。

さて、カランで身体を流して、まずは昼間からの露天風呂だ〜!朝日の下での露天風呂は気色よい。ドアを開けるとかなり大きめの露天。しかもだ!ここはなんと、岐阜池田の源泉直送っつーこと。これがねえ、本当に名湯っす。ちょっと白い透明湯、多少ぬめりがあるが、そうとう肌に効きそうな湯っす。片隅に打たせ湯あり。もちろん露天の脇には休憩スペース。あー極楽。

さて今度は通常サウナ。かなり広めのサウナで、もちろんTVつき。居心地が良い。そうして広大な水風呂へ。これは広いぞ!腹を上にして寝て気色よさげに浮かんでいる客もいる。広い風呂ゆえできるワザである。温度は17度で低め。これもよろしい。

その次は、備長炭&木酢液の紀州美人の湯っす。ここの木酢液は他所と違う、だのなんだのノーガキが書いてある。備長炭は籠に入っているが、湯がこの籠に注ぎ込むようになっており、必ず炭でろ過されるシステムになっている。名古屋銭湯の常で少々ぬるいが、満足満足。

そうして次は塩サウナ。こっちもかなり広い。TVつき。入り口で買った塩を摺り込んでじっと入る。これも気色よろしい。っつーか、塩サウナは出てから効くんだよねえ。

さて、その他はジェットとドリームバスが並んでいる。入り口には立ちシャワーとボディジェット。というわけで、なかなか豪華けんらんな風呂施設であるっす。これが450円とわ!

脱衣場の自販機でCCレモンを買って一服。TVでは美川憲一。この人も不遇時代、板橋のスナックとかで飲んでたよなあ。カラオケ歌ってるの一回聞いたことがあるっす。

1Fの休憩室はなかなか広くて惹かれるが、すでに9時過ぎ、10時から仕事だ今回はパス。が、少々未練が残り、フロントで木酢液を買う。500円で500MLなのだが、これがなかなか色が濃い。帰りは銭湯の前からバス。

で、学校に行って阪大の先生なんかと雑談してたのだが、そちらも昨夜学生を連れて森の泉にいったとか。肝心の地元の愛知学院の教授が、「いや〜、25年も勤務していて、知らなかったです。いいことを聞いた、私も好きになれそう だ。」だそうな。

(2000年4月)