桜の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 高知市電 はりまや橋より西方面

yellow.gif (192 バイト) 桜の湯ホームページ

お客と飲んでいたら、普通の銭湯がやっている時間を過ぎてしまったっす。高知は11時過ぎて営業している銭湯はほぼ皆無なんすよね…災い転じて福だ、今日はスーパー銭湯に行くことにしよう。っつーことで桜馬場の桜の湯へ。


(ライトアップされた高知城)

はりまや橋からだと、ちょうど高知城を挟んで逆サイドにあるっす。桜馬場っつーのは、どうやら昔、お城の時代に馬場だったらしいっす。入り口はいかにも典型的なスーパー銭湯、大きな駐車場と看板。「準天然温泉」と書いてあるっす。要するに天然温泉ではないっつーことか。営業時間10:00-24:00っつーこと。

中に入ると鉄の下足入れ、100円返却式になっているっす。自販機で600円のチケットを買う。いかにもスーパー銭湯価格っすね。中に入ると大きなロビー、TV、新聞とかも置いてあるっす。さらに飲食スペース。

脱衣場へ。ロッカーは全部100円返却方式、縦長のロッカーもあるっす。デジタル体重計、自販機でドリンク販売中、ところでスーパー銭湯の自販機って、種類が少ないからイマイチっすね。そんなにいろいろ飲むわけじゃないんだけど、種類があるのとないのでは、感覚的な「楽しみ」が違うっす。なお、脱衣場は全面禁煙の模様。

浴室へ。これまたいかにもスーパー銭湯、山のようになった天井。カランは温度調整付きの高級タイプ、ボディソープ、リンスインシャンプーは備え付けっす。桶は普及品だが一応屋号入り。

さて風呂だ。いろいろあるけど、一応ぬるめの露天からが基本かな?温度は超ぬるで38〜39度くらいっす。ラジウム石温泉っつーことになっているが、要するに「あの」ラジウム石温浴泉っつーことか…能ガキがいろいろ書いており、「軟水化効果がある」とか書いてあるが…いいじゃん、600円のスーパー銭湯に、天然温泉まで期待してないぞ。ぬるめの露天なので、まずはゆっくり落ち着く。湯内ランプもあるっす。他に庭の部分に長いすが二つあり、休憩可能になっている。

さらに内湯へ。隅に打たせ湯コーナー、段差が結構高く、なかなか気色良いっす。その隣にボディシャワーのブース。さらにボタン式のスーパージェット、片方が2点でもう一方が3点、浴槽は結構深いっす。んで主浴槽コーナー。湯温は39〜40度とぬるめっす。角に半寝ジェットが4つ、このタイルのカーブがなかなかよろしい。あと、一部バイブラの丸風呂になってて、段差があるので、そこから湯が落ちるようになっているっす。さらにデンキ風呂…高知はデンキ風呂ファンが多いみたいっすねえ。

さてサウナだ。乾式サウナは15人くらい入れそう。なぜか12分計がなく砂時計…これはやっぱり12分計を置くべきだな。温度は90〜100度くらいっす。2段になっている。続いてハーブスチームサウナ、中に入ると前が見えないほどの蒸気だらけ、温度は45〜50度くらい。その後は水風呂、これまた深めでまあ広い水風呂、温度は16〜17度くらいなのでかなり冷たい。冷たい水風呂は独占するヤツがいなくていいかもしれんすねえ。浴槽内にランプが付いているっす。

っつーわけで、イカにもスーパー銭湯。確かにこれが600円なら普通の銭湯に330円で入るのと比べちゃうかもなあ。でも、スーパー銭湯って、既存の銭湯から客を奪うだけの存在なんだろか?今まで銭湯に行かなかった客層を新たに開発しているような感じもあるっす。


(帰りの途中にあった看板、「貸テレビ」って何だよ!?)

風呂出たら高知城を眺めながら歓楽街に戻る…バーで一杯。この料理が期待以上にうまかった。高知は一人あたりの日本酒の消費量が日本トップらしい、激呑み県のようっす。ところで高知では「ケンガイ」っつー言葉、県外だが、良く聞くっす。なんか珍しい。やっぱり「土佐藩」のノリが今も続いているんだろうか?


(繁華街で見かけたバカな看板。んな訳ないじゃん…)

(2002年5月)