白鳥の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 名鉄道徳駅 徒歩12分

さて、昨日もよく呑んだ…名古屋に戻ってから栄の沖縄バーへ行って、これが見事にハマってしまった…客のギャル三人組と一緒に三線弾いて泡盛、カウンターにいた店のギャルも三線弾きだして呑めや歌えやで大騒ぎ…しみじみあっしって、ドーラク者だなあ。その後さらにロックバーでインチキマスターと痛飲。今回新たに開拓しようとしていた、大須のJoe Perryっつーベタな名前のバーが臨時休業だったのは残念だったけど…

で、おかげ様でやっぱり今朝もメロメロ。まずは何も考えずに名古屋テレビ塔に登る。ここに上るのはもう何度目だろう?どうも名古屋の位置関係って分かりにくいので、それを確認する意味もあるっす。名古屋駅が南北で、中央線がぐるっと回転して走ってるからなんだよ なあ。

で、こういう身体が弱まってる状態では、やっぱりスーパー銭湯のぬる湯で回復するしかないでしょう、っつーわけで南区の白鳥の湯に向かうことにするっす。しかし…セントラルパークの丸善で立ち読みで位置を確認するが、どれも車で行くことを前提としてて、電車での行き方がないんだよなあ…地図と照合すると、どうやら名鉄の道徳駅が最寄らしい。しかしこんなこと、どのガイドブックにも一切書いてないっす。

名鉄…愛知を制するには、やはり名鉄を理解することが必要だなあ。とりあえず名古屋駅から常滑方面の電車へ。道徳駅は各駅停車しか止まらないのでややアクセスが悪いっす。しかし道徳と道楽、一字違いで全然意味が違うよなあ。

道徳駅下車、徒歩で12分くらい。なんだ、全然電車で行けるじゃん。途中気になる銭湯を発見したが、まずはスー銭で身体を回復させるのが優先だろう。県道沿いに白鳥の湯の看板発見!

が、近くまで行くと…イヤな予感、おや、塀で囲まれて…工事中?ここまで来てやってねーのか!?でも、もしそうならそうどこかに表示してるはずだよなあ…通りの奥を覗くと、奥にもっと大きな建物で「白鳥の湯」とある!あれ?改装っつーか、建物自体を別のところに再建築したの!?元々あった建物だって、そんなに古い建物ではないようだが…改装せずにわざわざ新しく立て直し?伊勢神宮みたいだな。ところでこの屋号は「しらとりのゆ」っす。


(何と向こうは旧建屋)

とりあえず営業中の模様で一安心。隣に大駐車場もある模様っす。それにしても大きな建物だなあ。入り口入ると下足入れがずらりと並ぶ。フロントで鍵と引き換えにロッカーキーをもらうっす。休日だったので600円、平日は500円の模様、それにしても安いっす。もちろん手ぶらもOKなように、各種風呂グッズも販売中。

さて暖簾をくぐって脱衣場へ。脱衣場もさすがに広いっす。大型ロッカーもある模様。特に目立ったものもないので、サクサクと中へ。

さすがにスーパー銭湯、浴室空間は広いっす。が…建物は新しいけど、いわゆる一般の銭湯と比較すると安普請っぽいなあ。そんなに長くやることを想定していないのだろうなあ。別にそれ自体悪いことではないっす。 その分料金を押さえて、いろいろな設備にカネかけてるんだったらね〜。 でも、100年持つように作られた感じの銭湯に比較すると、やっぱり貫禄 の点では見劣りはするっす。

名古屋銭湯っぽく、浴室入り口には流しスペース。入り口にかけ湯コーナー。立ちシャワーは全部で4機っすね。カランは温度調整可能な立派なもの、シャンプーリンス等は備え付けっす。さてどこから行こうかな?

まずは露天から。この銭湯、立派な天然温泉。1300メートルの地下から湧出している模様、自噴で湧出量160L/Mだからまずまずだな。ナトリウム塩化物泉。露天は周りが完全に囲われてて、やや開放感に欠けるがそれでも広い露天風呂っす。温度は41度くらいのぬる湯。寝湯コーナーもあるんで、横になって身体の回復を図る。二日酔いにはこれが一番っす。露天サイドにはチェア。また、脇が打たせ湯コーナーになってて、1筋のものと2筋のもの、両方あるのは嬉しいっす。

続いてサウナで汗と酒を流そう。低温サウナ高温サウナがあって、低温の方は60〜70度?やや物足りないが、それでも十数人は入れる大きさ。高温サウナの方は90〜100度、むろんTVもあり、30人くらい入れそうな広いスペース。大きな12分計。

サウナを出たところに飲料水の蛇口があるんで、軽く水を口に含む。こうして水分を補給しながら徐々に回復だ〜。サウナの後はもちろん水風呂、温度は16度と冷たいっす。

さらにイロモノめぐり。まずシルキー風呂、これって最近流行ってるのね。超微細な泡で、なめらかな湯感を出しているっす。さらに寝ジェットが4機。座ジェットが2機。デンキ風呂は2機で、ソフトなデンキっす。温度は41度程度。あとスーパージェット。奥の方の方はマッサージ風呂っつーことで、一穴のジェットが並んでいるっす。脇にアカスリコーナーもあり。

最後は広い主浴槽で締め、相当広めで一部バイブラになっているっす。温度は40.5度。ぬる湯に長めに入っていると、身体が徐に回復していくのがわかるっす。

上がりは…飲食コーナーへ。手前で青汁の試飲をやってるんで一杯。あと、温泉卵が3個100円で売っているっす。こりゃ安い、小腹が減ってるときにはちょうどいいかも。飲食メニューの料金もリーズナブル。とりあえずカルピスサワー250円、まぐろ山かけ450円を注文。回復するとすぐ飲んで しまうんだよなあ…とはいえ、湯上りのカルピスサワーはすばらしいっす。っつーわけで教科書的な名古屋スーパー銭湯、この値段でこれなら確かに得だよねえ。

(2001年11月)