ゆらいや


(さもスーパー銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR長岡駅 徒歩40分

yellow.gif (192 バイト) ゆらいやホームページ

長岡へ。長岡っつーてもなあ…なんとも特徴のない街、有名なのは花火と山本五十六くらいか…古い街だから銭湯もあるかな?と、「長岡 銭湯」で検索すると「毎日湯」っつーページが出現、itpには長岡の銭湯は無かったんだよなあ、もしかすると…


(味わいのある町並)

っつーことで、長岡駅を下車し、駅から5分ほど、多分この辺りかな…通りの建物は昭和的建物で、比較的銭湯があるっぽいエリア、神社の前に…何か不自然な駐車場スペース、もしかしてここにあったのかな…と通りに張ってある商店案内を見ると、まさにそこの場所に「毎日湯」とあるっす。遅かったか…


(地図には「毎日湯」とある)

(そしてそこにはコレ)

が、まあせっかく長岡まで来たんだからな、スー銭ならあるだろ、と「ゆらいや」発見。地図を見ると駅から直線距離で2キロくらい。このくらいなら歩いてなんとか…と思ったら結構あるよ、40分くらい。国道沿いに大きなショッピンクエリア、今時はこうして駅前よりも主要街道沿いに巨大店が並ぶんだよなあ、すっかりこの辺りは車文化だ。個人的には好きではないが、これが時代の流れなんだろう。

 その一角にスーパー銭湯ゆらいや。漢字だと「湯来屋」らしいっす。もちろん巨大駐車場、建物はイカにもスー銭。入り口で一般料金550円を自販機で購入、100円で会員になると500円っす。なにしろ安いよなあ。下足板の鍵は何とKING、最近できたスー銭だから、KINGの下足板は現役っつーことか。もちろん、各種風呂グッズは販売中なんで手ぶらOK、フェースタオルの貸し出しは50円っつーことっす。なお、営業は1時まで、入館は12時までっす。

フロントで…下足板とリストバンド鍵を交換、下足板を預かるスー銭は珍しいなあ。中に入るとスー銭的脱衣場、縦長のロッカーもあるっす。自動販売機その他、各種の必要なものはそろっているっす。なお脱衣場禁煙。縦長のロッカーがあるのは嬉しいっす。

さ、風呂だ。典型的スーパー銭湯の巨大スペース、屋根も高いっす。上から「湯」っつー垂れ幕が下がっているっす。入り口にアカスリスペース、後は掛け湯コーナー。温度調整付の立ちシャワーブースが2機。カランは温度調整付の立派なもの、シャンプー、ボディソープは備え付け。洗い場は申し分なし。

さて浴槽群、まずは内湯から。温度は41〜42度のスーパー銭的温度っす。男女の境に銭湯の能書き、伊勢与一の話なんか書いてあるっす。関西では日本最古の銭湯は、江戸より1年早く大阪に出来た…と言っているが…

寝ジェットが4機、座ジェット、これは8穴で噴出口が工夫してあってなかなか気色いいんだが、それが2機。スーパージェット系、1穴のもの、多孔式、微妙に変えてあるけど3機並ぶ。さらにバイブラ。

そして露天…これまたスーパー銭湯的だが広いっす。今日は寒いんでちょうどいいっす。温度はやっぱり41〜42度くらい、奥にじっこうの薬湯、その隣に泡風呂、湯内照明付。さらに岩風呂露天、一部が「トンネル風呂」…って一部屋根がついているだけだが…その脇に滝状に湯が落ちており、ここは打たせの代わりになって丁度良いっす。

そしてこの銭湯で一番気にいったの、それは寝湯。寝湯っつーても激浅の背中にちょっとだけお湯が浸るっつー感じの寝湯、これが意外に気色良いっす。微妙に、暑くて寒い、身体の表は寒いけど、裏は暑いっつー微妙な感じ。5人分あり、この微妙な感覚の中、思わず寝入ってしまいそうっす。石の枕。確か稲毛のスー銭にも似たようなのがあったな。後、露天脇にチェアがいくつか。

さらにサウナ、ここはタワーサウナになっており、一番上で100度弱っつーソフトなサウナっす。もちろん巨大TVあり。12分計。なかなか居心地のよろしい、広いサウナ、20人以上入れるな。サウナ出たところに冷水機もあるっす。サウナの後は水風呂、17度台の冷たい水。おもしろいことに、浴室の真ん中あたりに、「腰かけ湯」っつーのがあって、座るスペースにわずかに湯が流れているっす。 これも悪くないっす。

っつーことで、なかなか充実のスーパー銭湯、もちろん飲食施設は広いのがばっちり、結構遅くまでやっている模様っす。なかなか満足したけど、うむ〜、全般的に42度以下だから高温槽が一つ欲しいなあ。後は帰りの足が…結局タクシー呼び出し、駅までだと送迎料込みで1300円くらいっすかね。


(長岡駅前、地方の駅前はどこも似てるな…)

(2004年3月)