栗の湯

2003年に廃業しました


(これは何か凄い…新しい建築なんすけどね、入り口は)

aqua.gif (191 バイト) 場所 小田急線 狛江駅 徒歩20分

これで狛江市は全軒か…が、行く前に2軒廃業しちゃったらなあ…

狛江の栗の湯へ。狛江駅から20分ほど、ここも微妙な位置にあって、喜多見からも同じくらい?もしかして京王線柴崎からも同じくらいかなあ。要するに、どこからも遠いっつーことっす…バスは結構出てるみたいで、仙川駅入口や成城学園前から。

行く途中、狛江市役所の近くで盆踊り。真夏の風物詩っすねえ。かなり歩くと御台橋商店街、これって「ごだいばし」って読むんすね。どの駅からも離れてるけど、どうやって発達したんだろう…とWEBを調べると http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/4,592,72,52,html ってのがあるっす。これによると、街の発展のさきがけは、まず銭湯だったようっす。御台橋の銭湯、まさしく栗の湯そのもの。

さて、屋号入りの巨大煙突発見。確かに銭湯の周りに寄り添うように商店がいくつか構えるっす。入口には「コミュニティ銭湯」の表示、都の補助があったのかな。下足の鍵は松竹錠、完全フロント形式っす。400円と一緒にサウナ代200円を払おうとすると、「ご免なさい、今壊れちゃってるんですよね」とのこと。ま、いっか。フロント脇には小ロビー。

脱衣場へ。天井高めだけど、そーんなに高いっつーほどでもないか?ロッカーの鍵は後で取り付けたようなシリンダ錠、真中に木の剥き出しのテーブル型の長いす。これは改装の前から使ってたんだろうな…新型マッサージ機、TV、大塚の自販機。

浴室へ。天井高い東京標準の2段の屋根。残念ながら壁画はないけど、コミュニティ銭湯系特有の、茶色の浮き出たタイルがあるっす。脇にサウナがあるんだけど休止中。桶は黄色の無地桶。島カランは1列、カランは5角の茶色のもの。で…このカランの湯がなかなか温度が上がらない上に、量も弱め。シャワーの方は温度はいいんだけど、量が弱いっす。入口近くに立ちシャワーブースが二つあって、こっちは湯量も温度も良かったんで、流すのにこっちを使う。

浴槽へ。基本的に2槽、浅風呂の方にまず入るが、最初ちょっと熱いかな?と思ったら、入っているうちに意外と湯感はよろしいっす。何でだろ?温度は42〜43度くらいかな?何か知らないけど気色の良い湯っす。浅風呂の一角はデンキ風呂になっているが、これはあんまり強くない…背中と足裏をべったりつけて入るっす。深風呂の方は2穴のスーパージェット、湯内の赤ランプもあるっす。

上がりは長いすでポカリスエット110円。この他、フロント前のガラスケースには幾つかのソフトドリンクもあるっす。かつて栄えた銭湯なんだろうけど、なんとなく寂れ感が強い…この場所は狛江といいながら、実は仙川の湯けむりの里に近いっす。スーパー銭湯の影響もあるんだろうかねえ。調布エリアは結構影響があったみたいだし…


(行く途中でやってた、狛江の盆踊り)

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(2002年8月)