さがみ湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 小田急町田駅 徒歩7分 もしくは JR町田駅 徒歩5分

町田のさがみ湯へ。それにしても町田まで、なんか早くなった気がするなあ。町田駅周辺はちょっとした近代的都会。それにしても町田って、人口どのくらいあるんだろか?もしかして都下でも有数な市なんかなあ。それでも駅を少し離れるとあっという間に人気が少なくなるっす。行きは横浜線を回りこんでしまったけど、素直に行けばJR町田駅から5分くらい、小田急町田からだと7分くらいあるかな?


(町田駅前)

境川方面に行くと煙突発見、しかしまあこの辺りも、最近出来た高層住宅ばっかりだなあ…高層住宅の間に昔ながらの家。さて、さがみ湯。隣はコインランドリーっす。入り口は牛乳石鹸UFO暖簾、下足入れの鍵は松竹っす。入り口の戸なんだが、一部が昔はやった、「あの」オレンジ色のガラス(アクリル板?)になっているっす。それにしても、あのオレンジ色って、喫茶店の入り口だの街のあちこちにあったような気がするんだが、どういう理由で流行ったんだろうか?今度町田師匠に会ったら聞いてみよう。

さて、広めの番台。横に雲型の目隠し板がついている辺りは、イカにも関東の郊外の銭湯。脱衣場天井は高いっす。男女の境に丸太。旧式マッサージ機、KEIHOKUのアナログ体重計、アルミの身長計。真ん中にテーブルと長椅子、で、ホーロー板付きのベンチが置いてあるけど、このホーロー板が、なんと「明治スカット」。丸籠も積んであるっす。脱衣ロッカーの鍵は松竹の鉄板の鍵っす。あと、立派な縁側と庭があって、縁側には椅子とテーブルで休めるようになっているっす。夏場はいいだろうなあ。あと、いろいろな置物が置いてあるんだけど、目を引いたのは…日本刀!?大小が飾ってあるっす。元々武士の家系だったのか?

あと、目に入ったのは、どういう訳か…脱衣場の隅にギターケースらしきものと、リュックサックらしきものが二つずつ。ケースの形からして、フライングVとストラトが入っているようなんだが…日曜日の夜っつーことは、昼間スタジオに入ってその帰りに銭湯?うむ〜、町田なだけになんとなく納得。

浴室へ。天井高い伝統型2段。桶は睦和の黄色の無地…ホントに無地かな?うーんと斜めにかざしてよく見ると、うっすらと温泉マークが…長く使っているウチにハゲちゃったんだな、きっと。しかしここまでやるか…さっきのギターの所有者らしき人間を探すと…坊主頭のワカモノが2名。ん〜、フライングVに坊主頭で銭湯…少なくともHMではなさそうだよな、やっぱりパンクか?

島カランは1列でシャワーは無しっす。なんで窓際に陣取る。カランは5角の赤青。シャワー、カランともども…湯量は普通だが温度がちょっとぬるいんでないかい?かなり長い時間出していると、やっと温度が上がってくるっす。

で、壁画。浴槽背後に大きなペンキ絵、桂浜とあるっす。こりゃ丸山師のタッチかなあ。その下に広告が結構入ってくるっす。おなじみ多摩クリスタルのものもあるけど、これって今も活動(?)してんの?さらにその下に、山々のモザイクタイル絵

浴槽へ。この銭湯はラジウムラドン浴泉らしい…能書きがあちこちにあるけど、これって駅の向こう口の、あたみ湯と同じ能書きかなあ。浴槽は深浅2槽の基本的なものだけど、浅風呂を見て驚いた…ド真ん中に、ラドンの鉱石マシンらしきものが鎮座して、湯を吹きだしているっす。浴槽真ん中にあるのは珍しいっす。

浅風呂は43〜44度くらい、熱めのイカにも関東の銭湯。端がバイブラになっており、かなり強めに泡が噴出、マッサージ効果大っす。さらに2穴のジェットが1機、こちらの噴出も快調。深風呂はさらに熱めで45度近いっす。23区の銭湯はぬるい湯が多くなったが、熱い湯もやはり気色がいいっす。

上がりは脱衣場でオロナミンC。ドリンクの種類はほとんど無いっすねえ。駅の逆側のあたみ湯はかなりレトロ感が漂ったけど、こっちは意外に近代的な(っつーても基本は伝統銭湯だけど)銭湯だったっす。

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(2002年4月)