鶴の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 京王線 西調布駅 徒歩6分

西調布の鶴の湯へ。西調布駅下車、北方面へ6分ほど。通りに面して巨大煙突、鶴の湯の屋号入り。基本的に木造伝統銭湯様式なんだけど、玄関回りは改装してあるっす。あと、入り口付近に何台かの駐車スペースあり。隣はコインランドリー。

下足板の鍵は松竹、玄関脇にいきなり「ラドン発生器」が見えるっす。完全フロント形式でフロント前に広めのロビー、TV。なんとフロントに「ラドン、サウナは無料」と書いてあるっす。これは嬉しいっす。


(玄関脇のラドン発生器)

ポカリ暖簾をくぐって脱衣場へ。天井は高いっす。YAMATOのアナログ体重計、長いすが対面に二つ、灰皿。取りたてて変わったものもない、シンプルな脱衣場。広告は浴室でなくて、脱衣場にあるタイプだが、おなじみ多摩クリスタルの広告も。

浴室へ。天井が高い東京伝統型2段、大きめの銭湯っす。出入り口近くに冷温の立ちシャワーブースが一つ、桶はケロリン、緑椅子。タイルは水色のものが基調。最奥部は残念ながら壁画はなく、昭和終期っぽい浮き出たタイルが使われているっす。島カランは1列、カランは水色の5角、シャワーともども湯量、湯温OK。気持ちぬるめか?

浴槽へ。地味な銭湯だけど、浴槽は結構バリエーションがあるっす。まずはガラスで囲われたラドン槽へ。浴槽のそこからラドン気泡?がぽこぽこと。思った通りのぬるめで、41〜42度くらいかな?密閉してあるんで、スチーム効果もあるかも。壁に良く見るラドン浴泉の能ガキ。

その隣は人間洗濯機系の丸風呂。端から斜め方向にいくつかジェットが出ており、湯が回転中。底から泡がぼこぼこ。温度は43度くらいでなかなか気色のいい湯っす。そのまた隣が長方形の槽、奥の石入りの檻の中から湯が落ちているっす。こっちは少し熱くて44度弱っつー辺りかな。最奥部に1穴のジェットが2つ、底から泡も噴出。ジェットを肩甲骨の裏めがけて当てたりして、マッサージ。それにしても、段階的に温度差をつけている浴槽群は、やはりいいものっす。

さて、無料のスチームサウナへ。こっちもラドンスチームサウナとなっているっす。4,5人入れそうな広さ、温度計はないけど、少し低めかな?45度くらいかもしれんっす。サウナの次は水風呂、この水風呂もなかなか広くてよろしい。この温度差のある浴槽群とサウナ、水風呂を交互に入っていると、結構時間が経つものっす。

上がりはロビーでパックの牛乳、ドリンクはそこそこ豊富っす。あと、フロントのお姉様が結構話好きな模様で、TVをみながら一人で解説をつけてる。それにしても日米野球、本当にオールスターっすね。イチローが米軍で来日するとは、数年前は誰が想像しただろか?もしかしたら、ゴジラもそうなる?

っつー訳で、結構地味な銭湯ではあるけど、かなり銭湯通受けしそうな感じ。あっし的にはかなり気に入ったっす。


(西調布駅前にあった、これまた町田師匠が好きそうな建物)

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(2002年11月)