2004年11月に廃業しました
場所 地下鉄東大前駅 徒歩5分
白山の鏡湯へ。東大前駅からだと5分くらい、白山駅からだと7分くらいかな。文京区もこの辺りは昔ながらのひなびた感じ。東大周辺ってそういうところが多いっすね。さて鏡湯、通りに面して煙突発見。堂々とした屋号が書いてあるっす。暖簾はオリジナル。
（近くにあった古い建物）
下足板の鍵は松竹錠。中に入ると番台、500円玉を出すと、番台の親父はTVの大相撲に見入ってて、なかなか反応しない。いらっしゃいとも一言も言わず100円玉を面倒そうに差し出す。ちょっと感じわりーよなあ。
脱衣場天井は高いっす。ロッカーの鍵は松竹の鉄板鍵。ガラスの向こうの庭がなかなか見事、張りだした縁側に石の庭、池があるっす。TANAKAのアナログ体重計、新旧マッサージ機。
さて浴室へ。天井高い東京型2段、塗り替えられたばかりでなかなか綺麗っす。で、ぱっと目に入ってくるのは、男女ぶち抜きの巨大な富士山のペンキ絵。伊豆からの構図のようだが、これは綺麗な富士山だなあ。山頂周辺に雲がほとんど無いもの。丸山師かな？文京区の銭湯はなぜかみんな、小鳥が口に加えて「温暖化なんちゃら」っつーコピーが入っているっす。どうやら女湯方面はウサギ？がいるようっす。
桶はケロリン、島カランは1列、カランは銀色の5角っす。島カランにはシャワーがないので壁際に陣取る。カラン、シャワーは湯温、湯量ともにOK。男女の境には、これまた富士山と白糸の滝？のモザイクタイル絵。
さあ浴槽。東京型の典型の浅深2槽式。で、なんと今日は酵素風呂の薬湯。板橋の騒ぎでしばらく薬湯はおあずけかも…と思っていただけにラッキーっす。浅風呂の方は1穴のジェットが5つほど並び、底から泡が出てるっす。温度は43度くらいか。深風呂の方は泡が少しで44度くらいっす。客はやっぱり爺さんが全然多いなあ。
上がりは…ドリンクのチェックだけ行うが、オロナミンCをはじめ、ごく一般的なものと缶ビール。残念ながらビン牛乳どころか牛乳自体もなしっす。っつーわけで、壁画の富士山が鮮やかな銭湯だったっす。帰りは白山駅へ、この辺りもちょっとした商店街なのか。カツ丼450円っつー驚きの食堂があったので、晩飯食って帰るのであった。
（立派な屋号）
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（2002年1月）
