菊水湯


(2000年2月に撮影したもの)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄春日駅 徒歩3分

本郷の菊水湯へ。地下鉄春日駅からだと3分くらい、菊坂の一番下あたりにあるっす。この辺りって、たしか台地がいきなり低くなるあたりで、名水が湧いているエリアでなかったかな?「菊水湯」の屋号入りの巨大煙突が見えるっす。正面回ると…これがまた堂々とした唐破風の屋根。

で、暖簾がこれまた…オリジナルで染めたのか?「ゆ」マークの下に菊水湯の屋号と、端に…これは何だ?「み」という形のヘビの絵。もしかして毎年こうやってオリジナル暖簾作っているんだろうか?

下足の鍵はカナリア、中に入ると番台だが…これは大型銭湯だなあ。ぱっと入って広さがわかるっす。天井は高い格天井。すばらしい。脱衣場手前側に休憩スペースが取ってあり、沢山の本が置いてあるっす。あとマッサージ機。丸籠も積んであるっす。あと、風呂グッズがかなりいろいろあるっすね。手ぶらセット200円が置いてあるのはよろしいが、なんとTシャツが2枚1000円、パンツが2枚500円で売っている。この値段だったら、日頃ついでに買っていこうか、っつー気になるなあ。銭湯も副業っつーか、販売にも力を入れてはどうだろうか?スーパーが発達した今、定価でモノ買おう、っつー気にはまずならないからなあ…脱衣場の鍵はTOKYOとある古いもので、幅広のロッカーっす。

センターにも休憩スペースがあるが、これが椅子を「コ」の字に置けるタイプ。大型銭湯っぽく、十分なスペース。男女の境にはTV、あとKEIHOKUのアナログ体重計があるが、他のKEIHOKUより、じゃっかん背が高くスリムなような気がするっす。

さて浴室へ。これまた大型の東京型銭湯、天井は高い2段。そしてまず目に入るのが…男女ブチ抜きの巨大な富士山。まだ書かれて間もない感じだが…全くもって見事なり。すばらしい。絵師は誰だろう、丸山師かな?でもって、端になぜか鳥が幕をくわえてて、その幕に「温暖化防止のために…」なんちゃらっつーのが書いてあるっす。文京区のペンキ絵はこのタイプが多いっすね。なんでだろ?

大型の銭湯なのに、島カランは1列なので洗い場は余裕があるっす。桶はケロリン、カラン、シャワーともども湯量、湯温はGOOD。まあまあ混んでいる。出入り口近くに冷温立ちシャワーブースが2。

さてさて、大型銭湯だけどどこから入ろうか?まずぬるそうな薬湯へ。茶色の宝寿湯、漢方薬湯っす。思った通りぬるめで40度くらい、二人サイズかな?これがなかなか気色が良い。

続いて主浴槽、こっちも薬湯になっており、今日はどくだみの薬湯。なんとなく有難い。温度は高めで43〜44度っつーところ。奥はイロモノになっているっす。座ジェットは2機、よろしい。バイブラもこの温度で湯をかきまわしてくれると結構気色が良いっす。さらに端にデンキ風呂。これがデンキ強かった!東京では最強クラスかも。強いんで、ズブズブと入れず、腰までしか浸かれなかったよ…デンキマニアならこの銭湯だ!

上がりは脱衣場でビン牛乳、ドリンクの揃えもそこそこ。この銭湯、富士山といい、かなりお勧めしたい銭湯っす。


(2001年11月撮影)

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(2001年11月)