バン・ドゥーシュ

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄半蔵門駅 徒歩1分

千代田区全軒制覇!それにしても綴りはこれでいいのか?

っつーわけで半蔵門のバン・ドゥーシュに行ったっす。半蔵門駅から30秒…ってこれが迷ってしまったのだ!なぜかっつーと、まず銭湯マップ2000の表示が変。新宿通りの南側なのに北側にサインがあり、さんざん北側を探してしまった。まあ通常なら、マップが多少ずれてるくらい大した問題ではないのだが、なにせ麹町のビル街。街角にある番地表示がまるで無い。通常番地で探すのがうまくいかない。しかも、麹町1-5…5番地だけ変な場所にあるのだな。

まあそれでもやっと5番地を探し当てる。番地さえ分かれば後は1分以内。大田娘稲荷っつー変な名前のお稲荷さんの近く…ってこれ、駅の出口のすぐそばやんけー!とりあえずマンションの1Fの完全ビル型銭湯っす。しかも小さい。正面のガラスに「湯」とあるのが目印。バン・ドゥーシュって小さな湯っつー意味ではなかったか?


(大田娘稲荷)

入り口の階段を下りるといきなりフロント、んで両側に下駄箱があるっす。下駄箱はいわゆる下足板タイプでなくって、一般的な鉄の下駄箱。ゆえに鍵も SS-LOCKっす。下駄箱の横に小さなドリンク冷蔵庫がある。半透明のガラス戸から中へ。

脱衣場もこれまたミニサイズ。でもちゃんと扇風機もTVも椅子も灰皿もある。で、便所。なんとここの便所はウォシュレット。ウォシュレットな銭湯はここが初めてでないかい?脱衣場のロッカーも大した数はなく、20個くらいなんだ が…なぜか100番台まで番号が振ってある。しかも始まりはしっかり1番。どういう番号の付け方じゃい!

さて浴室へ入る。ビル銭湯のため当然天井は低いが、これまたミニミニ銭湯。カランは8個だが、しかしこれが侮れん。温度調整付きの立派なカランで、ハンドシャワーになっている。しかも、ボディシャンプーとリンスインシャンプーが全部備え付け。これは侮れん。素敵なサービスっす。だいたい今時、住宅地でさえカラン20個埋まる、なんつーことはまれなんで、立派なカラン8個で十分、っつーかそっちの方がいいかも。桶と椅子はその辺りで売ってそうなタイプ。ボディシャンプーがビオレなんだけけど…ビオレって高いんだよなあ。ポンプから出して使ってみると、確かに見た目といいビオレっぽい。(って本当に分かるのか?)

そして浴槽。確かに小さい。3人入ると一杯になりそうな浴槽っす。完全1槽式。単発ジェットが3機噴出中。が、なんと薬湯になっていて、湯は薄黄緑のバスクリン色。湯温42度で病み上がりには丁度いい。いやいや、全然悪くないぞ。湯から上がり、ハンドシャワーの温度を水にして、冷水を浴びてまた湯に入る。これを繰り返す。なんか意味ない行為っぽいけど、これがいいのよ。

客層は親父がちらほら。この銭湯に来る人って、どんな人なんだろう。上がりはカルピスウォーターを飲みながらTVの貧乏脱出作戦に見入る。あ〜、いい湯だったなあ。風情は全くゼロではあるけど、実用的な銭湯っす。

さて、次の狙いは渋谷区…中央区…港区か?新宿区もだんだん近づいてきたなあ。しかし周辺部の難しいところを先に狙っておくのも捨てがたい。

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(2000年8月)