場所 JR新橋駅徒歩5分
or 地下鉄銀座駅徒歩5分
今日は幕張メッセへイベントの後始末へ。う〜あちー、汗びっしょりになっちまったぞ。そうだっ！銭湯に行こう！（お約束）銭湯にいく正々堂々とした理由があるのは嬉しいことっす。（？）
メッセからだと、東京駅に近いところか… 銀座湯はこの間行ったし、じゃあ金春湯まで足を延ばすか、っつーことで銀座8丁目の金春湯へ。ほとんど新橋であるっす。
銀座のバー街の看板の中に、同じように「金春湯」の看板。入口ののれんがなかったら、妖しいフロ屋みたいだぞ。
ここの入口は引き戸になっており、安アパートの玄関のようである。全体的にかなりコンパクトな銭湯である。脱衣場の天井はその割には高い。 月ぎめの貸しロッカーは、名前が入っていてほとんど埋まっている。
壁画は鯉、ともう片側が風光明媚な景色と鳥の絵。浴槽は入浴剤入りっす（今日は森林浴）。あとはジェット。2曹式で片側に「ぬるい」もう片側に「あつい」と書いてある。しかし手を突っ込んでみると、どちらもあまり変わらない。全体的にクリーム色で、温かみのある印象がある。
コンパクトなつくりなので、脱衣場に休憩椅子はない。ドリンクもない。出口のところに椅子と自動販売機が並んでいる。ここで座ってジンジャーエール飲んでいると、スーツの人間が何人か （客として）出入りしている。コイツらも抜け湯族か？
そのうち一人は白髪の頭をしっかり油でなでつけて、落ち着いた足取りで銭湯を出てくる。通りに出るとどっから見ても接待系銀座族サラリーマンである。 しかし、ちょっと違うのは布の小袋、すなわち銭湯セットを片手にぶら下げているところである。 この歩き方、コイツは銭湯のプロだな。何物だ！？
（1999年9月）
