松の湯

2002年5月31日をもって廃業しました

aqua.gif (191 バイト) 場所 都営地下鉄浜町駅 徒歩3分

日本橋浜町の松の湯に行ったっす。浜町駅で下車3分ほど、新大橋通りと清洲橋通りの交差点の角、どーんと非常に目立つ煙突。もちろん「松の湯」の名入。しかも上から煙がたなびく。街のポイントだなあ。しかしまあ、こんな一等地、いかにも地上げに狙われそうなポイントっす。

さて、通りに面しているので難なく入り口へ。入り口は小さめ、下足の鍵は松竹錠。円形の回転傘立てがある。暖簾は松の湯オリジナル、風格はなかなか。番台で400円払って中へ。脱衣場も一般的、男女の間は柱時計。天井は格子。

素直に浴室へ。桶は無名の黄色桶だが、やや小ぶり。カランは…レバー式の割と古いものだが、なんと赤い押すところに「Waguri」のマーク発見。これってやっぱり和栗工業?ちょっと調べてみると、池上にあるらしい。従業員14人で売上18億?経常利益3400万円…ずいぶんっつーか、相当優秀な会社ぢゃん。

で、カランの湯なんだが…これが熱い。恐る恐るシャワーも出すとこっちは適温。だよな、全く。

さてメイン浴槽へ。泡の深風呂とジェットの浅風呂の2槽式、いかにもありがち。温度計は…49度を指している(-_-;。ちょっとビビるが、何人か入っているのでまた温度計が壊れているのだろう。浅い方に入ってみると、ちゃんと入れる。が、やっぱりちょっと熱め、44度〜45度くらいありそうだな。赤外線風呂になっており、浴槽内に赤ランプ。これって何か意味あるのか?

壁画は富士山のペンキ絵。この画風はあまり見たことないから、こっち方面の絵師かなあ。大崩海岸からと書いてある。しかし大崩からってこんな光景だったか?女湯側は…富士山が二つ(-_-;。ってわけでなく、山が二つ書いてある。それにしても富士山ライクである。

ジェットは3穴式でなかなか良い。天井は高い中型銭湯、カランはセンターから6445。しかしまあ、意外に混んではいるっす。この辺りの銭湯者は、さっと入ってさっと出るようである。さすが日本橋。

上がりは脱衣所内ベンチで、キリンレモンで一服。ビン牛乳もあるが、なぜか105円と中途半端な値段であるっす。常連桶もあちこちにまだある。中央区ではあるが、銭湯があるっつーことはまだ人が住んでるっつーことか。21世紀にはどうなっていくんだろな。

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(2000年9月)