月島浴場

2003年に廃業しました

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄月島駅または築地駅 徒歩15分

ビッグサイトの帰り、月島浴場へ。この銭湯もヘンなところにあって月島駅からだと結構遠い。築地駅、どちらからでも15分くらいかなあ。煙突がやたら目立つ。入口は小ぶりな感じ。下足の鍵はさくら。

さて中へ。当然番台、なかなか古い銭湯っす。庭の扉はこの時期開けはなされていて、外には立派な、そこには当然のように鯉がかなり泳いでいるっす。脱衣場内にトイレがあるが、このトイレがまた少々クラシックというか、すりガラスの向こうに人が見えるようなもの。その他ドリンクなど。

浴室へ。どちらかっつーと洋館的な建築なんだけど、天井は2段になっている。ただし伝統的な天井と微妙に異なるっす。浴室内もなんか凸凹した造りでなんとなく違う。カランは6角の灰色プラスチック、湯温、湯量ともにGOOD。温度は多少熱い気がするが、そもそもカランの湯って熱いもんだよなあ。島カランはカラン4と多少奥行きが浅いが2列。その他立ちシャワーがいくつか。

さて、浴槽へ。これまた伝統的な2槽、背後は既製品っぽいタイル絵。浅風呂にジェット、深風呂に泡っつーのも標準的。浅風呂側には赤外線ランプがいくつか。サクサク入ろうとすると…あ”?あちちち。こりゃ46度上あるなあ。今日はしこたま飲んでるし、無理しない方がいいんだがどうしよう…

と、中にいるオッサン、どう考えてもこんな銭湯常連しかいないはずだが、このオッサンも足だけ入れて苦笑している。良く見ると、お湯に足が浸かっているのだが、浸かっていない部分は肌色なのに、浸かっている部分以下は綺麗にピンク色。さすがに苦笑しながら蛇口をヒネる。あっしも同感。

しばらくしてようやっと45度くらいまでなったかな?よいしょとずぶずぶ浸かる。それにしても熱いけど…気色良い。あつ湯に全身浸かるっつーのは、なんでか良く分からんけど幸せ感があるっすね。さすがに日中温度30度以上のこの時期、あつ湯に浸かって出ると身体から汗がどーっと放出。冷水を身体に浴びて再びあつ湯へ。修行だ〜。それにしても港区や中央区の銭湯は熱いところが多いっすね。

そこからもちょくちょく浴槽に入ってくる客が蛇口をひねるので徐々に温度低化、やっと44度くらいまで降下。ここで深風呂に挑戦してみるが、それほど浅風呂と温度変化があるわけでもないっす。

っつーわけで割とレトロ系の熱湯銭湯。帰りは勝どき橋を渡って築地へ。リバーサイドもさらに高層ビルが増えたような気がする。

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

(2001年6月)