長生湯


(両サイドから入れるようになってるっす)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR総武線 小岩駅 徒歩12分

小岩の長生湯へ。小岩といえば、東京23区のはずれ。小岩、赤羽、西荻窪、蒲田、23区のはずれだが、どれも多少似たニオイがするっす。さて、北口を出てまっすぐ北進12分ほど。途中、吉野湯っつーのがあって、これまた立派な破風造りなんだが、「行けるときに行きにくいところへ」の鉄則で、さらにちょっと北にあたる長生湯へ。


(小岩の歓楽街)

(小岩駅のホームからは、ラジウム湯の煙突と、
温宴ランドの看板が良く見えるっす)

(途中にあった吉野湯、この銭湯もなかなかっすねえ)

さて、銭湯側面が道路に面しているんで、綺麗に側面が見えるっす。正面がちょっと変則で、まん前に建物があるので左右両側から入れるスタイル。新中野や初台辺りにこんな銭湯があったが…っつー訳で、小屋根はないけど、なかなか立派な木造銭湯。暖簾は花王の暖簾が両側に掛かっているっす。下足板の鍵はSAKURAV。


(江戸川区にはこんなのもあるっす)

脱衣場へ。番台形式、脱衣場の天井は高く、格子になっているっす。全体的に綺麗にしてて、床もピカピカだけど、置物とか雑然として、昔ながらの銭湯色もたっぷり。男女の境にはTV。なぜか旧型マッサージ機が3台も並んでいるっす。使えるのは一台だけみたい。TANAKAのアナログ体重計。真ん中にテーブルと長いす。


(側面からの全景)

さて浴室へ。浴室は天井高い東京型2段。桶はケロリン、緑椅子。島カランはシャワー無しの鏡がちょっと斜めになったタイプのものが列。シャワー付きのサイドのカランに陣取る。出入り口近くに立ちシャワーブースが2機。カランは赤青の5角プラスチック、湯量、湯温OK。シャワーはちょっとぬるくて、あとあっちこっちに飛び散るっす。結構大型の銭湯なんだけど、客は2、3人。

で、壁画。背後いっぱいのペンキ絵、早川師の色の濃い、男性的なタッチの北海道 流星の滝の図。なんか妙に綺麗だなあ、と日付を見ると、なんと!一昨日の作っす。こういう書かれたばっかりのペンキ絵に当たると、なんか得をした気にならんっすかね?

浴槽へ。最奥部に3槽、一番端は薬湯槽。今日は桃の湯の薬湯になっており、淡いピンク色。湯内赤ランプ、泡が噴出っす。温度は41度くらいのぬるめの湯で、炭の入った袋がぶら下がっているっす。真ん中の浴槽は一つだけ座ジェットがついてて、足裏側に噴出もあるんだけど、ジェットに気泡が入ってないっすね。温度は43度くらいっす。後は深風呂、こっちも泡になっているっす。

上がりはパックのアクアブルガリア。アルコールはないけど、その他パックものやオロナミンなんかがあるっす。で、真ん中にある長いすに座ると、エアコンの送風口が丁度こっちを向いてて、なかなか気色がいいっす。大きな銭湯だけど、この銭湯もかつては客でごった返していたんだろうなあ。とても昔ながらの家庭的な銭湯っす。


(帰り道に見かけた、酒の量り売りの店…)

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

(2002年9月)