中乃湯


(ビル銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR総武線 小岩駅 徒歩12分

銭湯に行くにあたって、一定期間で中期の目標を立てているっす。最近の目標は「23区全部、10軒以上行くこと」これだと各地域のバランスが取れやすいっす。同じようなところに続けていくより、少し間隔を置いて何度か行く方が、何か得した気もするし、記憶に残りやすいっす。あとの最近の手ごろな目標は山手線内全軒…大阪市24区全部…都道府県全部最低一回、っつーあたりか?後者は未踏県が少なくなっているけど、どうしても日本海側に集中するっすねえ。

さて、東京で弱いのは東部の区なんだな…っつーことで今日は江戸川区、平井の中の湯へ向かうことにするっす。平井っつーのもなんか地味な駅だよねえ…ま、区画はこざっぱりしているんだが。駅から東京東部の大動脈、蔵前橋通りを渡り、川の方面へ7分ほど、巨大煙突が見えてくるっす。

前に立つと…昭和的ビル銭湯、っつーかマンション銭湯。ビルの割には煙突がクラシックな円形のものだな。下足板の鍵はカナリア、これは建てかえる前から使ってたのかなあ、もしかして。

中に入ると番台形式、番台の女将は優しく親切そう、地元の常連と会話、結構会話に気配りが見えるなあ。この銭湯も、地味ではあるけど地元系の客でまずまず賑わっているっす。この周辺、まだまだ銭湯通いのオヤジが多いんだろうなあ。

脱衣場の天井はビル銭にしては高いっす。蛍光灯がちょっと変わった、放射型の配置。天井から三羽の扇風機が下がっているっす。ロッカーの鍵はSAKURAU、コイツも最近めっきり見なくなったなあ。丸籠も積まれているっす。HOKUTOWのアナログ体重計、洗濯機が2台。壁には巨人のカレンダー、結構ベタだな。あと、ロッカーの上に綺麗な花の鉢がいくつか。これは女将の趣味だろうな。

さて浴室へ。桶はケロリン黄色、椅子は普及タイプ。天井はビル銭湯にしては高く、逆「へ」の字になっているっす。島カランは2列、カランは銀色の6角、シャワーともども湯量、湯温OKっす。このシャワーのハンドルが、上部ではなくって、カランの手元に付いているタイプっす。出入り口近くに冷温の固定の立ちシャワーブースが1つ。

ビジュアルは…奥の壁に、色とりどりの原色の水玉?模様。これは珍しい…ま、可愛いっちゃ可愛いっすね。後は男女の境に抽象が入ったような絵のチップタイル絵。要するに、びっくりするほどではないけど、ちょっと変わったビジュアル系っす。

浴槽へ。一部がアクリルで仕切られてて、ミストルームになっているっす。湯は43度上、っつーところ。全部の浴槽がつながってて、どれも同じくらいの温度っすね。上部にミストの噴射口、これが生きてるところって結構少ないんだけど、この銭湯はしっかり、たまに勢い良く噴出が始まって結構びっくりするっす。浴槽下から弱くバイブラ、あと隅に座れる段があるっす。なかなか気色がよろしい。

後は深風呂と浅風呂、深風呂が7点の座ジェットが2機、これが結構浴槽深いっす。ジェットに座っても肩まで湯が来るっす。あっしはこっちの方が好み。浅風呂はやや泡が出てて、湯内赤ランプ。

上がりは…少し急ぎ目で出てきたが、ドリンクはビンのラムネ、牛乳をはじめ結構品揃え多し。あと、アイスも置いてあるっす。しかしここの女将は本当に感じがいいね。っつーことで、東京のごく普通の街のごく普通の銭湯っす。


(弁天通り商店街)

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(2003年6月)