友の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 総武線 小岩駅 徒歩8分

全国でも珍しい鉄ちゃん銭湯。風呂自体も星がつくぞ。

今日は町田忍プロデュース、江戸東京博物館の「近くて懐かしい昭和展」を見に行ったっす。力道山や美空ひばり等々、レトロな展示が沢山。両国駅前で一杯呑んだあと、小岩の友の湯に向かう。

小岩駅南口を降り、正面の商店街をまっすぐ。小岩の駅前には「ラヂューム湯」があり、前々からネーミングからして気になってたんで前を通ってみるが、閉店中。定休は水曜日なのに…「本日定休」の札もない。廃業っつー雰囲気ではなさそうなんだが、気になる。

さて、商店街をずーっと直進、徒歩8分ほどで交差点の角に巨大煙突。街のオアシス銭湯発見。なんとこの銭湯…正面に鉄道模型が「走って」いる…


(右端に停車中)

(暖簾前を通過
良く見るとライトが。芸が細かい。)

(見ているとイキナリ走り出す)

花王の暖簾をくぐり、中へ。下足鍵は松竹錠。フロント形式。フロント前には大きなロビーと…ありゃ〜、大きなジオラマの中に鉄道模型が沢山走っているっす。あっしはその道は良く知らないのだが、HOゲージとかいうらしい。なんとのぞみの500系まである。フロント脇に操作盤。上に沢山の鉄道写真。ついでに、なんとビデオカメラが設置してあり、脇の2台のTVでアップを見れるようになっている。もう一台は普通のTV。こりゃあ完全にキてるぞ。

フロントには若旦那だが、おそらく鉄ちゃんはこの若い兄ちゃんではあるまい。ここまで大げさにやるのは、まさにこの銭湯の大旦那に違いない。とりあえず若旦那に許可を得て、デジカメをパチリ。


(風呂屋の中にこーんなのがあるんだぜ)

さて、サウナはスチームで200円。タオルと引っ掛けキーを貰い、中へ。中は完全に伝統銭湯サイズっす。脱衣場ロッカーの鍵は松竹錠。この銭湯、脱衣場に2台ゲーム機がある。ロビーにあるのはたまにあるが、脱衣場っつーのは珍しい。電光掲示板にはオリンピックの結果ニュース。

浴室へ。壁画は田園風景の…これは壁紙か?天井高い伝統銭湯だが、大型銭湯っす。入って手前立ちシャワーとスチームサウナ。その奥に打たせ湯。窓際手前は水風呂。島カランは2列。奥に主浴槽。

桶はオリジナル、「とものゆ 軟水風呂」の名入り。カランは例によってwaguriのステンレス5角カラン。シャワーともども、温度、湯量、問題なし。っつーか、ここのウリは軟水っす。独特のぬるぬる感が気色いいというか悪いというか。しかし結構混んでいる銭湯っす。子供も多い。やはり鉄道パワーか?

まずは主浴槽脇のリラックスバス、要するに寝ジェットへ。2機並んでいる。足裏噴射もあり気色よい。湯温はぬるめで41度くらいかなあ。その脇は滝状の湯出口。さらにしきいがあってデンキ風呂。こっちも試す。デンキが弱いので、首まですっぽり浸かってみる。そのまた脇がスーパージェット。以上主浴槽群。

次は水風呂へ。温度は20度ちょいくらいかな?リスの置物から湯が出ているっす。2人は入れるサイズ。軟水水風呂は、なんか変な感じで、なかなか気色がよろしい。

そうして引っ掛けキーを使ってスチームサウナへ。5,6人は余裕で入れるサイズっす。これもなかなか良いっす。何回か水風呂とサウナを往復する。立ちシャワーも冷温両方あり、水流も強くよろしいっす。

上がりはロビーで鉄道模型を見ながらくつろぐ。このロビーが結構混んでいるっす。マッサージ機は2機。ドリンクは充実、脱衣場には大塚製薬の自販機だがフロントにはビン牛乳、あと明治のプルーンやクロレラ、あとレアなものとして明治のキャロットジュースもあるっす。プルーンを一口。アイスも充実っす。っつーわけで、なかなかよろしい銭湯っす。


(小岩駅にはなぜか相撲取)

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(2000年9月)