橘湯


(古いビル銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄線 志村三丁目駅 徒歩8分

さて、行ける時は遠くまで行っておくか…板橋辺境地なんてどうだろうか?志村湯…不定休になっているな…不定休っつーのはだいたい、休みが月2回くらいだからこう表示しているところが多いんだよなあ。でも月曜日だからなあ…銭湯の月曜定休率は高い…。ま、うだうだ考えるより行ってみるか、と蓮根の志村湯に向かう。


(蓮根駅前通り商栄会)

その前に、蓮根駅前の紀の国湯をチェック。ここは月曜日定休、設備系の銭湯だから休日にゆっくり行こうと「取って」あるのだ。銭湯のすぐ近くに沖縄料理屋もあることだし、そのうちこの店とセットで行ってみよ。


(紀の国湯、本日定休)

さて、蓮根から歩くこと10分ほどで志村湯…ありゃ、電気がついとらん。軒下に「本日定休」の札。ま、入口は立派な破風造りだし、これを見れただけでも良しとするか、とセカンド目的地の橘湯に向かう。


(志村湯、この後、廃業になったことを知る)

蓮根から南下10分ほど、志村3丁目からだと8分ほどかな。都営住宅の古い団地が建て並ぶ中に、坂下一丁目商店街、この中にあるけど…まさしく団地一体型の銭湯、集合住宅の1Fが銭湯になっているっす。裏に高い煙突。隣はコインランドリー。ここは「4のつく日」が定休っす。

下足板の鍵は松竹、中に入ると番台形式、400円払う。古いビル銭湯なんで脱衣場天井はビル銭だけど比較的高いっす。ロッカーの鍵は松竹の板鍵、KEIHOKUのアナログ体重計。質素なテーブルに椅子。男女の境には敬心社の浴場広告、東京北部ではたまに見かけるヤツっすね。この会社は生きてないだろうなあ…シンプルな脱衣場。

さて浴室へ。これまたシンプルな浴室、天井はやや高く、真ん中から最奥部にかけて上に傾斜している珍しい形状。残念ながらビジュアルはなし、最奥部の壁は模様のタイル。島カランは1列でシャワーなし。桶は赤線入りのケロリン黄色、緑椅子。カランは赤青5角で湯量、湯温OK、シャワーがやや湯量が乏しく、妙に熱いかも。ところで…入った時にはあっし以外客がおらず。うむ〜。

浴槽へ。最奥部の1槽式、シンプルな浴槽っす。湯温は43度強っつーところだろうか。底に泡発生器が見られるが、稼動はしていない模様。さらにその横に1穴のジェットが4つあるのだが…これが妙な配置。微妙に遠くて近い…2穴使うには離れすぎてるし、1穴一人で使うほど離れていない。噴出はかなり弱いっす。その隣にショルダージェット。しばらくすると、2,3人客が入ってくるっす。

上がりはメグミルク?のビンの黒酢ドリンク、80ml100円を賞味。その他、ビン牛乳など、種類は少ないけどドリンクがいくつか。っつーことで、設備は乏しく古いながら、なかなか綺麗にしている銭湯、しかし板橋も次々と新鋭銭湯が登場しているからなー、苦しいところかも…


(志村坂下一丁目商店街)

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(2003年12月)