（これはもう、なかなか凄い建物っす）
（これはもう、なかなか凄い建物っす）
場所
JR埼京線 赤羽駅 徒歩10分
オヤトコセン選手の話を聞いて行きたくなって、赤羽の鶴ヶ丘湯へ。赤羽駅から徒歩で10分ほど、途中三日月坂っつーところから道潅湯の煙突が見えるが、この光景がなかなか素晴らしいっす。それにしても赤羽周辺も、アップダウンが激しいわ、道はくねってるわ、本当に東京っつーのは他の日本の都市と比べると違ってるなあ。
さて鶴ヶ丘湯、正面に来ただけでそれと分かる…素晴らしい建物！うむ〜、この建築は…玄関正面には池があり、鯉が泳ぐっす。隣がコインランドリーになっているが…この屋根がなんか凄いなあ。2重になっているぞ。玄関は重量感のある千鳥破風。鶴ヶ丘湯のオリジナル暖簾。玄関入って正面にどうやら立派なタイル絵がある模様なんだが、組合ポスターが立てられてて見ることができない…残念！
（これまた凄い建築っす）
下足の鍵はおしどり。傘の鍵がこれまたタイヨーっつーレアものなんだよなあ。玄関の天井もしっかり格子になっているっす。
（玄関前の池）
脱衣場へ。むろんこの銭湯に似つかわしい番台。で、この脱衣場がまた素晴らしいっす。むろん格天井。しかも上のガラス窓には、屋号から来たものか、鶴の模様のガラス。あと、波の模様のガラスも入る。うむ〜、すばらしい。ロッカーは松竹の鉄板の鍵とおしどりのシリンダ錠の混成。さらに丸籠もあるっす。KEIHOKUの古めのアナログ体重計、旧型のマッサージ機。縁側の外は石の池になっているが、正面に池があるためか、こっちは水が張られていない模様っす。
（脱衣場天井の模様）
さあ浴室へ。天井高い東京型2段、桶は睦和の温泉マーク入り黄色、あとは 緑椅子。島カランが一列、格式ある銭湯だけど、洗い場は改装されていて結構綺麗っす。カランは茶色6角のプラスチック、シャワーともども湯量、湯温ばっちりっす。出入り口近くに温のみの立ちシャワーが1つ。
さらに壁画！これまた素晴らしい…比較的新しいようなんだけど、富士山、海、帆かけ船のチップタイル絵。永谷園のお茶漬け海苔に入っているような絵でなかなか素晴らしいっす。女湯がどうなっているが知りたいが、さすがに見えないんだよなあ…
さて浴槽だ。この銭湯のウリ、それは常設の草津の湯花の薬湯っす。真っ白で、底が見えない。イカにも効能のありそうな真っ白の湯。で、これまた相当の硫黄のニオイを漂わせてる…うむ〜、気分たっぷりだなあ。中に入ると…これがなかなか熱い！温度まで草津風にしてるのね。44〜45度くらいっす。もう一方の浴槽は白湯、泡風呂に3点式のジェットが2機。こっちはぬるめで43度くらいだろうか。それにしてもここの薬湯はすばらしいっす。
上がりは…おや、ドリンク置いてないのね、この銭湯。それにしても改めて建物を見ると、やはり細かい部分に至るまですばらしい。建物、壁画、薬湯の点で、星付き銭湯っす。
（決まって近くにこういう濃い店があるんだよなあ…
洋食割烹、ナイトレストランって何だ！？名前もいい！
しかもカラオケがんがんかかってるし…）
Deep Acidの紹介ページ
やすの紹介ページ
（2002年3月）
