場所 地下鉄豊洲駅 徒歩1分
今日はビッグサイト搬出、なぐり（要するに展示会の大道具屋ね）にいきなり 「よう、つかちゃん」と声を掛けられる。おおっ、昨日3時まで一緒に飲んでたミッキーではないか。奇遇であるが、たまにこんなことあるんだよな。とりあえず毎度のことだが暑い展示場で荷物の積み下ろしを（しかもスーツ姿で）やるのでエラく汗が出る。やっぱり銭湯だな、これは。
今日はまた別のルート、都営バスで豊洲まで行ってみる。しかし、ここは出来てからもう何十回も来ているが、バス使うのは初めて。
そして豊洲駅前の江南湯、これがターゲットっす。地下鉄豊洲駅の6番出口か らだと…30秒以内。煙突のついているビル型銭湯っす。最初入り口がわからずぐるっと回る…裏手に回ると、なんと半開きのシャッターから釜が見える。 おおっ！燃えてる燃えてる。廃材が横に積んである。しかし、その横にあるゴミ袋はいったい…(-_-;
正面に大きく「ゆ」の行灯看板。この銭湯は入り口引き戸からして男女別っす。しかも土間にくっついたフロント。つまり靴のまま金払う。で、横がすぐに脱衣場。なんと節約した作りっす。
ビル型なので、天井は低く、なおかつコンパクトな作りっす。脱衣場に自販機があるが、これがまた「ミニ自販機」。4種類のみ。じゃ、中に入りますか。
浴室は結構込んでいる。カランが7割埋まる盛況ぶり。桶はケロリン。カランとシャワーの湯の出はよろしいっす。しかしまあ、余計なものが全然ない実用銭湯。
じゃ、浴槽へ。2槽式のこれまた一般的なもの。深風呂は泡風呂、広くて浅い方はジェット2機。湯の温度は…ありゃ〜、深風呂のフチに腰掛けてるオヤジがじゃんじゃん水を出している。このー！根性無しめ！自分でも気づかず、ロコツにバカにしたような表情をしてしまったらしい、バツが悪そうにオヤジがコックを閉める。温度は43度。まあいいか。本当はもうちょっと熱いんだろうなあ。湯は白湯。ジェットの方は噴出もなかなか心地よい。
隣にハタチくらいのヤング三人が世間話をしている。一人は背中に大きな筋彫りが。会話を聞いていると、どうやらトラックの運転手で、積荷の大きさの話をしている。「オレのところなんか14段積んで…」なにを積んでいるのか知らないが、作業の大変ぶりを話しあうのはいかにもヤングな会話っす。
暑い時期になってきたので、上がりに立ちシャワーで水を浴びてから出る。 しかし、この銭湯の正面にある居酒屋、なんか濃そうでメチャクチャ気になるぞ。
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（2000年6月）
