和倉湯

（一見普通なんだが、両脇が道路っつーのは珍しい）

場所 地下鉄 大島駅 徒歩2分

大島の和倉湯へ。大島駅、ここも高層住宅が随分増えたなあ…江東区のマンション建設はすごいっす。東京の人口の重心が、ずいぶん東側に移ったんではないだろうか？大島駅下車、南へ2分ほど。商店街を超えて煙突発見。

木造銭湯だけど、正面は特になんというか、ごく普通。入口横手にコインランドリー。奥には発射台型の煙突っす。花王の銭型暖簾をくぐるっす。下足板の鍵はさくらの旧式。中に入ると番台形式、400円払う。この屋号、やっぱり北陸の地名からきてんのかなあ。

脱衣場天井は特に格子ではないけど、伝統的高さ。古いながらもなかなか手入れしてある銭湯っす。ロッカーの鍵はSAKURA�Uのアルミ板鍵、丸籠もいくつか。TANAKAのアナログ体重計、旧型マッサージ機、長いすが二つ。常連桶もいくつか。ま、なんてことない東京銭湯。

浴室へ。外側から見たら、結構小ぶりに見えたんだが、中はそんなことなく結構広いっす。島カランは1列、カランはセンターから7666の中型銭湯っすね。天井は高い東京型2段、出入口近くに温のみの立ちシャワーブースが2機。桶はケロリン黄色、椅子は普及型。カランは5角の茶色、シャワーは古いタイプだけど、湯温、湯量OKっす。

ビジュアルは最奥の壁にペンキ絵、これは中島師のものだな。遠近法を強調した渓流の絵。江東区は中島師エリアか。男女の境には白鳥が何匹かの既製品のモザイクタイル絵。それにしても東京典型型銭湯だなあ。

浴槽へ。これまた東京典型型の深浅2槽、タイルも古いものっす。温度は43度強っつーところ。深風呂は泡になってて、浅風呂には3穴のジェットが2機、あとは赤の湯内ランプ。超音波風呂の能書きが張ってあるっす。客はまあ、ちらほらっつーところっすかねえ。

上がりは脱衣場でグレープドリンクで一服、他にビン牛乳、あとアイスのケースなんかも置いてあるっす。っつー訳で、全くもって東京典型の銭湯っす。

（大島の中央銀座、銀座という割にはあまり店はない…）

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（2003年8月）