旭湯

おそらく2003年に廃業しました

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR目黒駅 徒歩12分

目黒の旭湯へ。目黒駅から行人坂を下がると目黒雅叙園。おい、ちょっと待てこのビル下手な多国籍企業の本社ビルよりデカいぞ。さらに川を渡るとなんとなく懐かしい感じの目黒の町並み。駅から12分ほどで煙突発見。破風造り、隣にはコインランドリー。


(行人坂)

(この坂が結構キツい)

(目黒雅叙園、まぢ?)

下足の鍵は東京では珍しくおしどり。当然のごとく番台っす。ロッカーの鍵もおしどり。脱衣場天井はむろん高いっす。何人か茶髪のワカモノが湯上がり光景、多分職人系の仕事上がりかな?体重計はHOKUTOW。

さて浴室、この銭湯も…天井高い東京2段型なんだけど、派手に原色にカラーリングされてるっす。恵比寿の新橋湯もこうだったし、この辺りの流行り?黄色の小ぶりの無地桶を持ってカランへ。カランは温泉マーク丸型、シャワーも比較的古いタイプ。島カランは一列、基本的に東京の基本的な銭湯っす。結構親父で混んでる。どうも序列があるかな?浴槽近くはみんな白髪の爺さん。

浴槽へ。東京型2槽、ややカーブした古めのタイルだが清潔。壁際にしっかり「熱い」「この辺りぬるい」と注意書き。さらに「肩まで浸かったら水を埋めないように」もっともだ。まずはぬるめの浅風呂から…お?この銭湯の特徴、浅風呂サイドに埋めこみの水槽が!これは金魚?いや、形が違う。赤いフナ?なんだろ。とにかくこれはいい感じ。温度はそんなに高くなく42度上くらい。

壁画は…これまた富士山のペンキ絵だが、良く見ると壁面がテカっている。これは相当新しい。書いてから1ヶ月以内か?もしかしたら1週間以内かも。1穴ジェットが何個か。深風呂側は43度上くらい。冷水を浴びて何回か湯船に。

上がりは脱衣場でラムネ、目黒区だけに当然風見商会。ここはビン入り牛乳、ビールも置いてあるっす。しかもなんと!ラムネ70円。場所によってなんでこれだけ値段が違うんだろ。

脱衣場角は長椅子とテーブル、でこの銭湯、縁側と庭もなかなかよろしい。庭にはしっかり水が張られた池、中にはもちろん鯉。爺さんが素っ裸で縁側に立っている。いわゆるこれも銭湯の一つの光景。っつーわけで、かなり基本的な東京銭湯っす。

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(2001年6月)