場所 東急東横線 学芸大学駅 徒歩2分
学芸大学の千代の湯に行ったっす。東口を出て2分くらい、駅からほど近い商店街の中にあるっす。完全ビル銭湯、そんなに新しくはないが古くもない。で、下足の鍵は…なんとツルカメ！東京ではヒジョーに珍しい。入るとすぐフロント、完全フロント形式で前に広めのロビースペース。風呂グッズがなかなか充実してるっす。
さて脱衣場。脱衣場ロッカーの鍵もなんとツルカメ。う〜ん、この鍵を東京で見れるとは…見たいヤツは是非いくべし！って銭湯マニアにしかほとんどわからない世界だな。(-_-;
脱衣場天井は低く、体重計は背丈の低いタイプ。この銭湯、注意書きとかいろいろ「筆書き」で張ってあるのが印象的。なんなんだろ、銭湯の親父が書道の大家とかか？まあ、とりあえず中へ。
浴室もビル銭湯なので天井は低い。男女の境の敷居の上に、もう一息、すりガラスのような敷居が15センチくらいつけてある。これはなんだろ？もしかして日本人の体格の向上を示しているのか？とりえあず黄色の無地桶を持ってカランへ。島カランは2列だが窓際にカランはないので、実質2列分はないっす。カランはピンク色の6角プラスチック、湯温、湯量GOOD。
入り口近くに立ちシャワーブースが4つもあるっす。その内3個は温シャワー、1個のみが冷シャワー。あっしはどっちかっつーと冷シャワーの方が良く使うが…カーテンがあるんで、水はねは気にしないで大丈夫っす。
さて、この銭湯の特徴、それはオール軟水っす。しかもここの軟水、軟水力がかなり強い。これは都内屈指っす。軟水のぬるぬる感が気色よろしい。もちろん石鹸の泡立ちも強力！
そして浴槽へ。浴槽は2槽、片方が薬湯槽になっているっす。漢方薬湯でちゃんとネットに薬草が入っているタイプ。軟水とあいまってかなりよろしいっす。で、薬湯槽の奥がデンキ風呂。間隔が広いので、センターではデンキは弱いが電極近くに身体を寄せるとキクキク。で、深風呂で電極が上についているので、結構身体のあちこちにデンキをあてることが出来る。とりあえず正面に回り胃の真上あたりの腹筋にデンキを当てる。腹筋がピクピクしてなかなかマッサージ効果。いい湯なので、立ちシャワーで冷水を浴びて何度も入る。
続いて白湯の主浴槽。センターが手前に出っ張ってるタイプ。壁画はなく、白い模様付きのタイルが背後。あと、浴槽脇に「足踏みコーナー」があるっす。主浴槽も当然軟水、座ジェットっつーか半寝ジェットは足裏、ふくらはぎ噴出もあって気色よろしい。あとは肩ジェット、こいつはちょっと弱いか？んでもって バイブラ。
っつーわけでかなり満足度の高い銭湯。もっとも、全体的に「いかにもビル銭」っつーあたりで少しゆとりが足りない気もするが…上がりはフロント前のロビーでNBAのニュース、おや、レイカーズ優勝か。シャック&コービーパワーっすね。ビールがサッポロ黒、一番絞り、スーパードライと3種類揃えてあるので、黒ラベルを一本。で、この銭湯、どういうわけかロビーでだらだらとマンガ読みながら溜まっている客多し！落ちつくのかな？なお、軟水は平成5年に導入っつーことのようだ。軟水に入ったことない人は是非いってみるべし！
（学芸大学東口商店街）
Deep
Acidの紹介ページ
やすの紹介ページ
（2001年6月）
