五色湯

2001年4月27日をもって廃業しました

aqua.gif (191 バイト) 場所 都営地下鉄御成門駅 徒歩3分

今日は虎ノ門で仕事の後、夕方から新橋で上司と呑み、いかにもサラリーマン展開となる。呑み終わってから上司は帰宅、あっしは帰社…くー。とりあえず酒さまさんとなあ、やっぱり銭湯かなあ、新橋といえば五色湯だよなあ。

っつーことで、電話帖で五色湯を調べるが…港区に無い。廃業したっつーのも聞いてないしなあ。どうしよう?あ〜!こういうときはi-modeの「ぷっち・湯 ふ〜」だ!と早速ケータイで場所を調べる。あったあった、新橋6丁目?地図はその辺の電話帖の前の方についているからこれ見ればOK。しかし、ホントに i-modeは使えるぞ!

っつーわけで新橋を南下。新橋駅からは10分くらいか?最寄は御成門で3分くらい。この辺りは完全に区画がブロック化されているから、極めて分かりやすい。住所だけで一発到着。ちょっと裏道に、ボロい3階建てのビル、そしてそこから出ている細長い煙突を発見。

入り口は「五色湯温泉」と書いてある。そう、ここは天然温泉なのだ。入り口に中央温泉研究所の御墨書。玄関はなんのヘンテツもない、シンプルな玄関。

んで、番台には…おおっ!これは珍しい。番台におそらく20代のギャルが座っている。400円と石鹸代30円を渡すが、挨拶もしない。しかし、考えてみるとここで「ニコっ」とされても、番台形式なだけにちょっと苦しいかもしれん。若い人が番台に座るっつーのは、なかなか難しいっすねえ。ギャルはずっと下を見て本を読んでいるような感じ。

さて、この脱衣場…古いビル銭湯だが、天井はたっぷり広い…っつーか、この脱衣場、だだっぴろいよ。余計なものは一切無い。体重計とマッサージ機。入り口には脱衣籠が積んである。端はロッカー。真中はテーブルも椅子も無い、ただの空間。ここに3個ほど、無造作に脱衣籠。男女の敷居がこれまた低い。いや、ホントに余計なものがないっす。自販機さえない。椅子も無い。かろう じて月ぎめロッカーの上に2,3人座れるスペースが。

まあいいや、中に入ろう。ビル型銭湯なので天井はフラットだが、比較的高い。カランとシャワーは改装してあって、そんなに古くない…がシャワーの湯の出がかなりしょぼい。カランはセンターから5667と配置している。センターに立ちシャワー一機。5556や5666はよくあるが5667はそんなにない。

カランの湯は、ややぬるめだがまあ使える。桶はケロリン。良く見ると、カランの湯の中にゴミのようなものが浮かんでいる。なるほど、ここはカランも地下水(温泉)を使っているわけだな。もちろん沸かし湯であろう、煙突もあるし。おそらくシャワーも温泉水。だから出が悪いのか?また、石鹸とか置くスペースが変わっていて、カランと鏡の間が引っ込んでおり、ここに置くことになる。風呂椅子は、あまり洗っていない模様。

さて、温泉だ温泉。壁画はアメーバのような抽象っぽいタイル絵。女湯も同様の模様。浴槽は2槽式で泡風呂とジェット2機、あとは深風呂っつー、これまたきわめて良くあるタイプ。温度計は45度以上だが、実際は43度くらいの感じ。

水は…わずかに色がついている。どうも黒湯のなりそこないか?と思うが、こ れがなかなか…肌に感じる湯感は、はっきりいって弱アルカリ温泉のそれである。へー、結構温泉してるじゃん。要するに、美肌系角質溶かし系っす。お湯の感じがなかなかよろしい。

泡の出も、ジェットもなかなか強く、温泉とあわせて風呂としてはこれまた結構な風呂である。しかし本当にシンプルな風呂である。脱衣場と浴室は完全ガラスになっているので、番台ギャルが良く見える。お〜い!オレを見ろ〜!

上がりは貸しロッカーを椅子にして一服。壁紙も結構はがれ気味。ううむボロだぞ。でも温泉は強力だ!

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(2000年5月)