清水湯


(2002年8月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄表参道 徒歩2分

明日から始まるイベントの準備で、青山ダイヤモンドホールに行っていたのだった。 18時にいったら、まだ会場工事中・・搬入18:00〜20:00なのに大丈夫かよ、っつーわけで、仕方ないから飯でも食いにいこうかと表参道に出たっす。そーいやここ数日フロも入ってないなあ毎日家に着くのが1時過ぎだもんなあ、と歩いていると・・・神の恵みか!?路地の奥に銭湯看板が〜。

っつーわけで、スーツを着たまま速攻で「清水湯」に突撃だ〜!番台でミニセットを買って、服はキレイにたたんでロッカーへ。 銭湯としては、ノーマル系の銭湯っすね。外に廊下があって、突き当りが 便所、っつー、よくあるスタイルの構造っす。

設備はジェットが2台と気泡という、これまたありがちな構成。 お湯はかなり熱め。 他と違うのは、片側にカーテン付きの「立ちシャワーコーナー」が5,6ブース並んでいる点っす。外人が多いからか? でも、この季節はカーテン付きだと「水シャワー」を気がねなく浴びれる のが良いっす。

っつーわけで極楽30分、再びネクタイをつけて会場に戻ったのであった。 いや〜、仕事中の「抜け湯」っていいっすねー。 場所は表参道交差点から少し上った右側っす。

ところで、「銭湯ってどうしてこんなに気持ちいいの?」っつー、銭湯協会のポスター、あれって結構エロいと思わんっすか?>有識者

(1999年6月)


青山に用事があったので、ついでに久々に表参道の清水湯へ。表参道駅から3分ほど、青山通りをちょっと入ったところに清水湯の看板あり。入り口がちょっと奥に入った感じになっているっす。隣にコインランドリー。古い銭湯っぽいんだけど、下足入れは透明のニュータイプ、鍵は松竹錠。

中に入ると、番台を無理やり改装したようなフロント。なんか低いフロントは中に入っている人が可愛そうな感じがするっすね。脱衣場の天井はかなり高いっす。広大な空間。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ錠。KEIHOKUのアナログ体重計、新型マッサージ機。木の広い長いす。大塚の自動販売機。この銭湯、古いんだけど一応ビル銭なんすよね。

さて浴室へ。天井は高いアーチ型。なんとなく広尾の広尾湯に似てるような感じがあるっす。桶はケロリン黄色と緑椅子。島カランは2列だけど一つはシャワー無しの片側カランだけ。で、この銭湯の特徴は前に来たときも思ったけど、男女の境側にずらりと並んだ立ちシャワーブースっすね。カーテン付きのブースが6つもあるっす。しかも、石鹸置きとかあるから、普通に身体を洗ったりするための立ちシャワー。なんか港区だけにジンガイ向けっつー印象があるっすね。で、冷温の口が両方、2個ついているっす。すなわち、水と湯を同時に浴びれるっつー珍しいシャワー。カランは5角の銀色のWaguri、シャワーともども湯量、湯温OK。

で、なぜか知らないけど、入った時にやたら混んでたんだよな。なんかのイベント関係だろうか?20人近い野郎が、話ながら2列のカランにずらりと並ぶ。へー、こういうこともあるんだ。

で、浴槽…その前に壁画。背後いっぱいの山のモザイクタイル絵。さらに浴室と脱衣場の間は、例の水中目バリ裸婦の絵のガラス。これってあちこちで見るけど、一つ一つ全部絵が違うよなあ。中途ハンパに腰に海草が張りついてるあたり、全裸よりもヤらしい感じがあるっす。すばらしい。

浴槽は東京型の2槽、深風呂浅風呂ともに42〜43度くらいかなあ。浅風呂がバイブラになっており、なかなか噴出も強くマッサージ効果大。深風呂がややぬるいな…と思ったら、案の定、蛇口近くに埋め太郎。42度くらいなんだけど、やたら熱そうにしてるっす。まあ真夏は真夏だが…しかし42度の湯に水を入れるのはやっぱり無法だよなあ。こういう時は知らんフリして、思いっきり涼しげにずっぽり入るのがよろしい。そうすると、埋太郎の方が「自分がヘンなんだ…」っつー感覚で控えめになるっす。ゆめゆめ熱そうにしてはイカん。埋め太郎が増長するから…っつーか、42度じゃぬる湯だよなあ。深風呂はふくらはぎにも噴出ありの5点式ジェットが2機、噴出好調でなかなか気色が良いっす。

さて、上がりは…自販機のほかにガラスケースにソフトドリンク、ビン牛乳もあるけど、ここは風見商会のタワーラムネ80円。一服しようとして灰皿を探すが、どこにも無い?禁煙とか書いてはないんだけど何でだろう…ふと、縁側の方を見ると、テーブルと椅子、その上に灰皿。なるほど、室内禁煙で縁側で吸えっつーことだな。

ま、これはこれでいいかもしれんっす。外に出ると、さすがに夏なんで暑いけど、なにしろ風呂上がり、すっきりサラサラになった身体にはうだる暑さも心地よい。しかもこの縁側の脇にしっかり庭と池。鯉もちゃんと泳いでるっす。いいね〜、こんなところでまったりしながら一服とは。この感覚。オレって本当に風呂好きなんだなあ、としみじみ思うっす。いつからなんだろうなあ、本当にガキの頃は多分風呂嫌いだったんだが…中学の頃はすでに風呂好きだったなあ。いろいろ他人をインタビューして分かったんだが、風呂好きは家風呂でも、家族が みんな入った一番あとにゆっくりと長時間入るのが好き、っつーヤツが多いみたいっすねえ。もちろんあっしもそうだったっす。

さて、銭湯を出て青山通りに出れば、そこはファッショナブルな街、オシャレな人間が行きかう。ま、どんなにオシャレしてても、この真夏なんだから外を歩いてりゃ汗で相当塩漬け状態になってるはず。サラサラのクリーンなあっしが、多分いま、この青山で一番オシャレだよなあ、などと内心思いながら表参道の駅に向かうのであったっす。


(銭湯の外は青山通り)

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(2002年8月)