クアパレス藤の湯

（住宅風の面構え）

場所 JR東中野駅 徒歩10分

最近下北沢の某バー http://web9.freecom.ne.jp/~sumire-/ が、あっしの布教により銭湯バーと化しているっす。良いんだか悪いんだか…

東中野のクアパレス藤の湯に行ったっす。名前からわかるように古い銭湯が改装したニュー銭湯系。駅西口から商店街を抜けて10分くらいか、正面に古い寺があるっす。

（東中野の雑然とした商店街）

さて、行ってビックリ、正面のなりはごく普通のニューハウスっつーか、住宅風。でっかい看板で銭湯とわかるが…脇にコインランドリー。どうもおかしいなと気がつくと煙突が見えない。で、ぐるっと回って見てみると…なんと！煙突が途中でポッキリと折られている。なんで？サイズからいくと、伝統東京銭湯の巨大系煙突だが…折るならなんで全部壊さない？

さて中へ。入口はまだ真新しい感じが気色良いっす。下足板は新しい松竹錠。傘立ての鍵が…KOKUYO？どういうこった？まあだんだんそういう時代になっていくんだろな。完全フロント形式、フロント脇には広いロビーでグッズの販売もなかなか充実。サウナ代は300円で、払うとバスタオルとサウナ証を貸してくれるっす。このバスタオルが、なんとビニールで包装してある？

脱衣場は比較的一般的な脱衣場。さて浴室へ。改装はしてあるが、内部は伝統的な2段型天井、結構大型の銭湯っす。かつての名残は…？と見まわすと、脱衣場と浴室の間にある柱のタイルが、これは昔ながらのタイルで良く観察するとわかる程度。あとは窓ガラスの一部が厚手のガラス。これも昔からのものだろうなあ。その他はすっきり新しくなってて、昔の銭湯の面影はないっす。

島カランは十分に2列取れるサイズなんだが、1列のみに抑えているためにカラン間隔が広い広い。出入り口に立ちシャワーブースが一機。こっちは温のみ。シャワー、カランともども湯量、温度OK。さてどこから行くか。

まずは薬湯から。常設の薬湯になってるようで、今日はヘルスケミカルのよもぎ湯。湯温は42度程度に抑えてあるっす。主浴槽サイドは43度上、もしかして44度近くあるかな？熱めの湯でよろしいっす。座ジェットが2機。で、この銭湯、残念ながら壁画がないのだが、その代わりに壁画部分にTVがあるっす。が、音声が聞こえないかも。

さてサウナ。5,6人サイズだが、新しいサウナはやっぱり気持ちがよろしいっす。温度は90度なんだが、妙にかなり熱く感じる。なんでだろ。で、水風呂。こっちは一人サイズ。

っつーわけで、新しい銭湯はやっぱりいいっすねえ。上がりは…フロントで生ビールサーバが置いてあって、グラスで250円、ジョッキで400円っつーことなんで、一杯 だけグラスビールをいってみる。ソフトドリンクもビン牛乳をはじめいろいろ。伝統銭湯っぽい天井高いフレーバーを残しながら、サウナにも入りたい人にはお勧めの銭湯っす。

（グラス生ビール250円、綺麗なロビー、松竹錠も真新しい）

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

（2001年6月）