花園湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 西武新宿線 新井薬師駅 徒歩8分

もしかしたら中野の花園湯がヤバい!?っつーウワさを聞きつけ、花園湯へ。それにしても昨日も…朝まで良く呑んだ…ってそればっかりじゃん。いやその、飲み屋で巨乳でぱふぱふ、っつー遊びをやってて…いやその、そういう店じゃなく、タダのバーなんすけど…シモキタ辺りでは年中行事のバカ騒ぎ、結局日が明けるまで。んで一応マトモに仕事に行ったんだが…こういう日はやはり銭湯リフレッシュが必要だろう。

行きはJR中野駅から早稲田通りを過ぎて15分ほど。途中、降らないと思ってたら、ポツポツと雨が降ってきた…弱ったな、銭湯帰りを濡れて歩くのもつまらん、と思ってたらブロードウェイの出口に100円ショップ発見。何と!傘も100円で売ってるよ。やたら得した気分。さて花園湯、新井薬師からだと徒歩8分っつーところだろうなあ。住宅街の中に巨大煙突、黒煙を吐いてる。開いててよかったあ。隣はコインランドリー、建物はごくごくフツーの建物、街のお風呂屋さん、っつーところだな。

下足の鍵はSAKURA-G、わざわざ「下足入れに男女の区別はありません」とあるっす。黒と赤が残っているからだろう。っつーことで昔番台だったのをひっくり返しました、っつーような改装型フロント。400円払い、牛乳石鹸の2001年冬型暖簾をくぐり脱衣場へ。

脱衣場天井はそこそこ高いっす。まあ中型クラスの銭湯だが、改装してあるのでやや脱衣場が狭い感じ。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ錠。旧型マッサー ジ機、あと最新のエアーマッサージ機。NDK、日本度量衡機のアナログ体重計。丸籠もしっかり積んであるっす。あとは長いすにテーブル、灰皿。っつー 訳で廃業を予感させるものはまるで無し。

浴室へ。天井が変わってるなあ、そこそこ高い木造天井なんだけど、基本的にフラットの天井。何箇所か湯気抜きの穴が開いているっす。桶はケロリン、緑椅子。島カランは1列っす。あと出入り口近くにハンドシャワーの冷温立ちシャワーブースが一つ。カランは茶色の5角、シャワーともども湯温、湯量ともにOKっす。

で、壁画。奥の壁一杯にチップタイルの熱帯魚の絵。下の方に亀もいるのが可愛いっす。女湯は虹と雲が見える…もしかして風景画かな?それにしても、フツー女湯側が魚だよなあ…入ったとき、思わずぼーっと女湯に進入したか!?とビビったっす。

浴槽へ。基本的に3槽式、そういや花園湯は熱いと聞いていたが…入ってみると、あれ?42〜43度っつーところだろうか。ちょっと拍子抜け。一番端が浅風呂でバイブラ、石檻から湯が出ており、カエルが中にいるっす。脇には石和田教授のガリウム石温浴泉の能ガキ。さらにセンターは座ジェット2機、7点式で噴出も良く気色いい。一番真ん中寄りは何のシカケもないっす。槽と槽との間の湯の通りが良いので、温度はどれもおおむね同じくらいっす。

酒を抜こうと水シャワー浴びてさらに浴槽へ。と、となりの親父がやにわに話しかける。

「外は雨降ってましたかね?」
「うん、ちょっと…もう止んだかな?はっきりしないんだよねー。」
「急に寒くなったりしてかなわんですな」
「本当はもうちょっと暖かくなってるのにね」
「いやワタシみたいに60近くなると、温度が上がったり下がったりするとキツ くてねえ」
「ははは、またまた」
「いやホント」

なんて他愛のない話を風呂入りながら。日本人は本当に、時候の挨拶から始めるねえ。

上がりはそのまま速攻で出てきたけど、フロント前のドリンクケースにはビンものと多少のソフトドリンク。ゆっくり座って飲む場所がないのがツラいかな。っつー訳でどこにも存続について書かれたものは無かったが…まあ、街のごく普通のお風呂やさん、っつー感じの銭湯だったっすね。が、最近定休日を変更したっつーのが、何か気になる…


(新井薬師への途中にあった飲み屋、ホッピー等)

(メニュー拡大、だから何だっつーか…)

(目に効くらしい、新井薬師)

(新井薬師門前商店街)

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やすの紹介ページ

(2002年4月)