場所 西武新宿線沼袋駅 徒歩7分
沼袋の栄湯にいってきたっす。「栄湯」っつー名前も、銭湯の名前ランキングベスト5には確実に入るっすね。
なんで沼袋というと…単に何も考えずまず西武新宿線各停に乗って、それから銭湯マップ2000（通の間では単に「にせん」というらしい）を眺めたのだが、月曜だけに沿線はみんな定休…仕方ないので沼袋まで。
この駅は一の湯と栄湯っつーのがある。駅を降りて、ふと目に入ったお茶屋の看板が「沼袋一の湯通り」ええっ！？風呂屋の名前の商店街があるのか？すんげー素敵じゃん。とりあえずすぐ駅前にあるらしい。
あったあった、一の湯商店街。奥に一の湯ががーんとあり、「男岩風呂」っつー看板がある。露天は男湯だけらしい。それはそれで良いのだが、もっと気になるのは周辺の商店街。銭湯マニアたちにいろいろ聞くと、やはり銭湯は周辺商店街とセットであり、皆周辺のチェックもぬかりないようである。
いきなり隣に巨大な「ホルモン」の看板。なにしろ「ホルモン」としか書いていない。すげー存在感。手前の飲み屋がまた、「大衆酒場 奥様公認の店」だそうだ。(-_-; ホントかよ…ここまで書かれるとなあ…しかしこのホルモン、かなりよろしそうである。よしっ！次に皆で来た時に呑みに行くために取っておくか！火曜日薬湯らしいし。（本当は、雨が降ってたので「露天入ってもな〜」っつーことだったりする）
で、栄湯。商店街と反対側、こっちはガラリと住宅街。川沿いに歩いていくと、おおっ！住宅街の巨大煙突。なぜか安らぎを感じる。正面に回るが、なかなかの存在感。暖簾は花王の「銭型模様」の暖簾。
さて、中に入る。フロント形式。サウナは…あれ？取らないのかな？とりあえず複雑なクランクになっている通路を通り脱衣場へ。
しかしこの脱衣場、余分なものが一切ない。自販機もない。マッサージ機、体重計、ドライヤー、テーブルと椅子、灰皿だけである。本当にシンプルな脱衣場。まあいいか、中へ。
浴室は改装したばかりのようで、かなり清潔感があふれるホワイトな銭湯。壁のペンキは塗り替えたばかりのようで、真っ白である。残念ながら壁画はなし。とことんシンプル指向の銭湯の模様。シャワー、カラン問題なし。カランは珍しく窓際から6447の配置、入り口のところが水風呂になっている。 あとハンドシャワー冷温の立ちシャワーあり。桶は栄湯オリジナルの字入り。天井は高い東京銭湯。規模としては中型銭湯っす。
じゃ、メインへ。2槽式の一般的なもの。片方座ジェット2機、片方がバイブラ とスーパージェット。座ジェットは足裏と足横噴出が強く、気色がよろしい。温度計は47度だが…こりゃ44度くらいかなあ。エステバス、要するにスーパー ジェットは二つの噴出口。こりゃキョーリョク。
次はサウナへ…東京では珍しくスチームサウナではあるが、なんと無料。こりゃよいよい。4人座れるサイズ。中は明るくて、やはりシンプルかつ清潔感があるっす。この銭湯のポリシーはシンプル&清潔だな。これはこれでよろしい。
水風呂の温度表示は24度だが、おそらく20度くらいで、これまたよろしいっす。深めの浴槽で水が循環しており、清潔そう。
っつーわけで、シンプルかつ清潔な銭湯。参ったのは、上がりのドリンクが脱衣場に無いことっすねえ。サウナ入ったらやっぱり何か呑みたいけど。 まあ、シャキシャキっと入る東京実用銭湯っすね。関西帰りなだけに、東京っぽさが目立つっす。
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（2000年6月）
