場所 地下鉄中野富士見町駅 徒歩12分
いや〜、寒くなったっすねえ。
中野の南台の月の湯に行ったっす。場所が中途半端というか何というか。最寄駅は中野富士見町で12分はありそうだなあ。行きは新宿からバスで中野地域センター下車5分くらい。この方南通りラインはバスが電車以上に走っているんで便利っす。時間により渋滞はあるけどね。本当は、南台三丁目バス亭がすぐ近くなんだけど、本数がないっす。この辺りも最近はどんどん高層マンションが進出、売れ行きも好調みたいっす。まあ住むには便利そうなところだし。
（中野南台商店街）
さて、南台商店街からちょっと入ったところで煙突発見。割と住宅街の中っす。建物は普通のつくりっぽいが、正面金色の屋号がちょっと風格。あと暖簾…この銭湯は薬湯をウリにしてるみたいで、暖簾も屋号より薬湯の方が大きいっす。
下足板の鍵は松竹。中に入ると、番台なんだけど…フロント風。要するに、番台前に暖簾と敷居を作って、完全に脱衣場が見えないように改装した模様。風呂グッズ等も販売中。とりあえず暖簾をくぐって脱衣場へ。
一見、なんてことない脱衣場だが、よく見ると変っす。どう変かって…天井は高い格天井なんだが、どうも奥行きが狭い。脱衣場の一部を浴室側に持っていってしまったような感じっす。ソファコーナーにコカコーラの自販機。IUCHIのアナログ体重計。ロッカーの鍵は松竹錠。机の上には新聞。あと、木の長いすもあるっす。まあ見慣れた銭湯光景。
浴室へ。改装された感じで、比較的明るめの浴室。天井は高い東京型2段だが、なぜか両脇に支柱がでーんとあるっす。桶は月の湯オリジナルの睦和の黄色桶、屋号がゴシック書体で入っているのは珍しいっす。それにしてもこの銭湯、絶対脱衣場の一部を浴室に改装したんだろうなあ。島カランは1列、カランは銀色の6角、シャワーともども湯量、湯温OK。
で、浴槽。背後に見附島のペンキ絵。13年11月のものだから、ついこの間書いたばっかりか。もう一つこの銭湯の大きな特徴、それは男女の境にある大きなタイル絵。かなり大きく、鯉と金魚のタイルに書かれたタイル絵なんだけど、残念なことに、下の一部が改装して鏡を取り付けたため？隠れた格好になっているっす。勿体無いが、鏡のない銭湯っつーのも不便だから仕方ないか。
基本的に2槽式。まずはぬるそうな漢方薬湯、常設の宝寿湯みたいっす。湯温は42度弱くらい、泡が出てるっす。二人サイズ、まずはゆっくり。さらに主浴槽側、こっちも薬湯になっており、ラベンダー&カモミールの薄青色。温度は42-43度くらいっす。座ジェットが1機、これは水枕が冷たくて気色良いっす。あとボディジェット。1槽なんだけど、なぜか仕切り的に木の棒を浴槽の中に入れているっす。
あとはサウナ…って一応あるんだけど、なぜか中野区に集中して多い、取ってつけたような低温サウナなんすよね。これって弱すぎるから、あまり入る気がしないっす。タダとはいえ。中には椅子が4人分。低温だから10分くらい入らないと本格的に汗が出てこないよなあ。サウナ出たところに、立ちシャワーじゃないけど、冷水のハンドシャワーがつけてあるっす。
っつーわけで、まあ基本的な銭湯だけど常設薬湯は嬉しいっす。上がりは脱衣場でドクターペッパー、実はあっしはこの変な味が昔から好きなのよ。って缶を開けたら「プシュー」って吹きこぼれてしまった…誰も飲まないのかなあ。
Deep
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（2001年12月）
