小竹浴場

（ビル銭湯だがいい感じ）

場所 西武池袋線 江古田駅 徒歩3分

そういや練馬の銭湯はあんまり行ってなかったな、と江古田の小竹浴場へ。江古田…この街もひさびさかな？良く考えたらこの街も相当縁のあった街だ。実は相当前に、江古田のライブハウスで箱バンドとして週に一回出演してたんだよなあ…箱だからむろん、元々のトモダチとかそういうんじゃなくって、イキナリ適当に編成したヤツだったが。思いだした、「サンセットキッズ」とかいう赤面もののこっぱずかしい名前で、イーグルスだのアメリカンロックやってたんだ…しかしこの名前は…はずかしすぎ。遠征して「町まつり」とかそんなイベントに、演歌歌手とかと一緒に出演してたっけか。あ、パープルシャトウズとかと一緒にやってたな。これですぐ「小さなスナック」とか出てくるヤツは歳が分かるぞ…。まあそんな訳で（どんな訳だっつーの）、この街には良く来て飲んだくれてたものっす。銭湯回ってると、東京各地での自分でも忘れかけた思い出を思いだすなあ。人に歴史ありだなあ。（自分で言うなっつーの）

（イカにも東京私鉄沿線の路地のフレーバー）

（銭湯のすぐ前の店）

で、江古田駅北口を降りる。この出口辺りもいい感じの飲み屋がちらほら。銭湯的な街っす。歩くこと3分ほどで小竹浴場発見。完全ビル銭湯、行灯看板が結構ハデで、「湯快」とか書いてあるっす。隣はコインランドリー、結構新しい感じの銭湯っすね。

（「湯快なお風呂」だそうっす…）

下足の鍵はSAKURA-G。ちょっと造りが変わった感じの銭湯っす。完全フロント形式。で、フロントの前にかなり広いロビー、和風の飾り物とかがあるっす。机の上にはミニ鹿おどし。さて、脱衣場へ。

（ロビー前、いい感じかも）

ビル銭湯なんで天井は低いが、かなり綺麗な脱衣場。シンプルそのものっす。ロッカーの鍵はSAKURA�V、HOKUTOWのアナログ体重計、洗濯機は現役が2台。ビル銭湯には横尾ポスターが色合いを沿えるっす。

浴室へ。ビル銭湯だから天井自体は高くないが…これは？なんと壁が全て木で張られてるっす。なるほど…これはいい感じっす。しかし男女の境の上部 も木で張られて、完全に男女分離型の浴室になっているっす。なかなか珍しいかも。でもこれじゃあ、男女の壁乗り越えて向こうに行けないじゃねーか。（行かないっつーに）

桶はケロリン。島カランは1列、カラン配置もちょっと変わってて、窓際が列になってないで、丸い島が一つ、周辺にシャワーとカランが6個ついているっす。さらに木の長いす。露天もない銭湯で、浴室に長いすを置いてあるところは珍しいなあ。いわゆる一つの余裕っつーヤツっすかね。カランは銀色の6角、シャワーともども湯量、湯温OK。あと出入り口近くに冷温立ちシャワーブースが二つあるっす。

さて浴槽へ。壁画が…これがまた、渓流の大きな写真だったりするっす。これはどこだろう…奥入瀬とかかなあ…。いずれにしても、木の壁とあいまって、なかなかいい感じっす。全体的に落ち着いた感じの銭湯。浴槽はL字型になってて、浴槽面積を広めにとった銭湯。基本的に2槽式、片方が何もないヤツで、片方がイロモノ槽。で、背後のところに頭つけられるように丸太を横に配置してるのもなかなかよろしいっす。温度は42度くらい。泡風呂は泡の噴出もなかなか強いっす。あと8点式のジェットが2機、これまた木の枕とセットでよろしいっす。

上がりは広めのロビーで缶牛乳ドリンク。ビールも置いてあるっす。しっかりエビスをはじめ何種類かあるのは嬉しいかも。必殺技はないけど、落ち着きのあるいい銭湯っす。

（近くの酒屋…）

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（2002年3月）