松の湯

（三色旗色の下足入れ）

場所 東急多摩川線 鵜の木駅 徒歩3分

アワ銭湯。

多摩川の松の湯へ。多摩川駅を降りるて中原街道に出て少し、徒歩で8分くらいかな。鉄枠が組まれた長めの煙突が見えてくるっす。比較的地味な玄関、牛乳石鹸暖簾。3色の下足入れ、鍵はおしどりっす。ちなみにここの住所は田園調布になるっす。

完全フロント形式、かなり広めのロビーが正面に。ここはフロントで下足板を出して、札と交換にロッカー鍵を渡す方式っす。今日は下足板は55、ロッカー鍵も55番。和服にかっぽう着？のお姉様。

脱衣場の天井は広いっす。そしてシンプルかつ清潔な脱衣場。大田区の銭湯って綺麗にしてあるところが多いっすねえ。ISHIDAの背の低いアナログ体重計。新型マッサージ機。なお、脱衣場は禁煙の模様っす。

さて浴室へ。天井高い東京型2段、桶はケロリン黄色、椅子は普及タイプ、島カランは2列だけど1列は片側のみっす。で、最初に目に入るもの…それは最奥部のチップタイル絵。鶴が太陽に向かって飛び立つような、男女続きのチップタイル絵っす。パステル調から原色に変わっていく、なかなかの絵っす。

で、ここのカランが珍しい。なんと、全てが温度調節付きのハンドシャワー付きのカラン。これで何が嬉しいかっつーと、温度調整が出来るっつーことは全てのシャワーから水が出るっつーことっすねえ。むろん湯量、湯温ともに申し分なし。

出入り口近くに冷温立ちシャワーブースが一つ。さらに脇の奥まったところになぜか立ちシャワーブースが3つも。このスペースは明らかにサウナ用に設計されたスペースだが…ガラス窓までついている。なんで止めちゃったんだろ？

そして、壁画とともにこの銭湯を特徴付けるもの…それは浴槽！基本的に1槽の広い槽なんだが…うわっ！全てがアワだらけ。こんなアワアワした銭湯、他にみたことないなあ。浅い方がバイブラに4筋のジェットが3機、でも発泡がやたらいいので、なかなかどこにジェットの噴き出しがあるのか分からないくらいっす。さらに脇に8穴の寝ジェットが2機、ステンレス枕もあり、噴出力はかなり強いっす。いや、それにしても凄い泡。湯温は43度くらい、掻き回されてる割にはさほど熱さは感じないっす。

上がりは広いロビーでビン牛乳110円。その他コーヒーや各種のソフトドリンク、アイスも置いてあるっす。ロビーには当然TV。こっちは喫煙可っすねえ。ここの親父が写真が趣味なのか？田園調布駅前の写真だの丸子橋の写真だの飾ってるが、なかなかのものっす。っつー訳でアワ銭湯、壁画もみものっす。

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（2003年2月）